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Sep 3, 2005
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カテゴリ:女性と 仕事

同僚の女性達と 話をしていたとき、
職場の Kさんのことが、話題になった。

Kさんは、20代後半の女性で、
事務職の派遣社員として、勤務している。

勤務開始は 二年近く前だから、
私が この職場に来たよりも、先になる。

以前は、事務以外の仕事をしていたそうで、
年齢からしては、彼女の事務経験は、極めて短い。

---

そのKさんだが、同僚の社員の女性達から見れば、
仕事ぶりには、感心できない部分もあるらしい。

彼女達の話を 聞いてゆくと、

 ●頼んだ事が、一週間経っても 放置されていたりするが、
   そのことが報告されないし、「できない」と断ることもない

 ●おしゃべりしている時間が長く、
   話し相手の時間を 占有しているという認識も無い

 ●自主的な勉強と、仕事のための勉強が、区別ついていない。
   勤務中、インターネットで 仕事には 関係ないことを調べている

などと、いろいろな 困りごとが、飛び出してくる。

---

では、社員である 彼女達が、Kさんを指導したり、
問題と思う 勤務態度に対して 注意したのかと言えば、
そういう話が あまり出てこないことが、私にとっては不思議だ。

「頼んでも 放置されるくらいなら、もう頼むのをやめた」
「教えるより、私の勤務態度を見て、学んで欲しい」
と、彼女達は言うのだが、それで 教育効果 があるのか、考えてしまう。

---

Kさんは、全くの事務職未経験で、
初めて、この職場へ採用され、派遣されている。

もちろん、派遣会社での 研修などはあろうが、
事務職の心得、もっと言えば、働く者のマナーと言った事は、
やはり、職場が、Kさんに対して、教えるべきことだと思う。

そして、教えていないからこそ 起こった問題については、
都度、誰かが、注意や指導を行うべきだとも思う。

こうした認識から、Kさんの勤務態度については、
必ずしも、彼女の責任だけには 帰せられない 問題だと感じている。

---

結局、私から提案して、遅ればせながらも、
職場として、Kさんへの指導を、進めてゆくことになった。

まずは、これまでに出てきた困り事を まとめ、
面談を行い、そんな声が出ていたことを、私から お話をした。


ホントは、社員の女性達が 直接に 話をしてくれたら良いのだが、
ここまで放置して 進行した課題の扱いは、簡単ではない。

話が おかしくなると、個人攻撃になりかねないし、
Kさんが、素直に受け取れるような、傷つかないような、
気持ちを推し量りながらの、微妙な会話になる。


実際の面談では、Kさんに対して、

「既に起こってしまったことを、くやしがったり、
 取り返そうとすることには、あまり意味がないと思う」

「相手方の仕事の指示や、指導にも問題はあるだろうが、
 そんな風に思われてしまっては、Kさん自身が損をしてしまうから、
 そうならないようにするには、どうしたらよいか、時々、考えて欲しい」

「誰かの気持ちや 行動を 変えようとするより、
 まずは、自分が変わろうとする事の方が、簡単だと思う」

と言った話を含め、問題と思っていることや、
それに対する 彼女の気持ちについて、
時間をかけて、ゆっくり 話し合った。


そこでは、「彼女の人柄」についてのコメントではなく、
あくまで「彼女の仕事ぶり」についての話であること、
そして、彼女の仕事には、素晴らしい部分があることも説明し、
だからこそ、今回の話を、まじめに考えて、理解して欲しいと話した。

---

Kさんの勤務様式が、たった一度の面談で変わるほど、
問題は 簡単な事ではないと 思っている、

自分から提案した成り行きで、まずは、
Kさんの仕事の管理者を、私が 引き受けることになる。

その上で、Kさんへの教育機会の設定や、
日報管理と、定期的な面談によって、フォローを計画している。


もちろん、世の中には、一喝されたり、一度の指示だけで、
問題点や改善の方向性を、全てを 飲み込める人もいる。

でも、誰かを 育てるためには、たった一度、
その人の、瞬間的な面だけを扱うのでは、不足がある。

指導によって見られた変化量(微分値)、
変わった結果の 人材としての成長(積分値)、
それらを 継続的に フォローする事が、大切だと思う。







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Last updated  Sep 3, 2005 10:09:30 PM
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