少し前からずっと観たいと思っていた映画。個人的に元々高かった期待値を大きく上回り五つ星☆
観て良かった。BBCが制作したこともあり、衣装と風景の色彩に優れ、フランスの観光PR映画としても良い。映画を見ているとフランスに行きたくなる。
この映画の舞台になっている時代に関心がない人には面白く感じられないのかもしれない。
私はここ数か月、現代物に関心が薄れ、三銃士時代、バロック・ロココ時代の事ばかり考えていたりするので、特に興味深く鑑賞出来た(昔からこの時代が好きだったが、最近今までになく頭がいっぱいになっている)。
新しい映画であれば、今はDVDをレンタルしなくても動画サイトからレンタルして、すぐその場で観賞出来るようになった(私も楽天TVというサイトからレンタル)。金額も送料がかからない分多分お得だと思う。ただ、この映画のように、レンタル解禁になったばかりのものは48時間しか観られなかったりする。
時は今から330年前の1682年。ルイ14世統治下のフランスが舞台。
無名の庭師、マダム・ド・バラ(以下、サビーヌ)の下へ、
ヴェルサイユ宮殿の広大な庭園の一角を担う庭師の、採用面接の招待状が届く。
この年、宮廷はヴェルサイユへ移転する。
見栄えを良くするため、面接に行く途中で帽子を購入。
建物の前に着くと、サビーヌは庭にあった配置されている鉢の一つを動かす。
その様子を窓から眺める、募集主である庭師のル・ノートル。
早く来て敵情視察をするライバル達。
彼らは有名な庭師の下で学んだり、ル・ノートルと関係がある者ばかりだ。
誰の下でも働かず、一人で仕事をしてきたサビーヌは不安になる。
名前を呼ばれて中へ入る。
ル・ノートル:秩序は重んじるか?景観の秩序だ。
サビーヌ:賛美します。
ル・ノートル:設計図には片鱗もない。
事前に二種類の設計図を提出している。
一方の設計図には十分に景観の秩序が反映されていると反論するサビーヌ。
サビーヌ:”秩序”とはローマ時代やルネサンスのもの
我々フランス人ならではの美的感覚をー追求すべきでは?
つまり新たな秩序です
ル・ノートル:私の仕事はあなたが否定した原則に基づく
あなたが応募したのは”時代遅れ”の私と共に庭を造る仕事だ
サビーヌは自身の無礼を詫びるも、「ご機嫌よう」と帰されてしまう。面接は3分で終わってしまった。
がっくりして自宅へ戻ったサビーヌは、造園の仕事に精を出す。
国王が望む庭園を実現出来る庭師が見つからず悩むル・ノートル。
彼自身も国王を驚かせ喜ばせる庭園を造ることに行き詰まっていた。
王の命令は”絶対”。失敗すれば死刑になるかもしれない。
”フランス人ならではの新たな秩序を追求すべき”
と言ったサビーヌの存在が気になる。
サビーヌの自宅に赴くル・ノートル。彼女を待つ間、庭に目をやり、明かりを灯す。
彼女に賭けることにしたル・ノートル。晴れてサビーヌが採用されることに。
現場に赴くサビーヌ。
ル・ノートルから給水設備と水路の工事を手掛ける担当者を紹介される。
王が望む庭園の実現には、庭園にふんだんな”水”を引くことが不可欠だが、簡単にはいかないようだ。
王の望みは”完璧を超えた不可能の実現”
水は緊急に解決すべき問題だ
王の要望は常に変わるので対応しなければならない。
給水設備担当者:無限の要望には対応できない。
ル・ノートル:無限ではない 王の命令だ。
給水設備担当者:水路の能力には限りがある。
ル・ノートル:自然を図面に従わせるのが仕事だ。
担当する現場を案内されるサビーヌ。”積み石の広場”を手掛けることに。
ル・ノートル:オーケストラはここに。
サビーヌ:オーケストラ?舞踏場・・”舞踏の間”ね・・
材料と作業員の手配は任されたが、限られた期間と予算で実現しなければいけない。
担う仕事の大きさに戸惑うサビーヌ。
ル・ノートルの屋敷に赴き、積み石と噴水に十分な水を供給するための提案をするサビーヌ。
その様子を窓から見つめる中年女性・・
ル・ノートルの妻のようだ。「モンテスパン公爵夫人」という歴史上の有名人の名前が出てきた・・
ルイ14世の愛人と交流があるようだ。
外は雨。「今日は終わりだ」と仕事を途中で放り出して帰ってしまう作業員達。
一人で作業をするサビーヌ。それを離れたところから見ている一人の男。
ムッシュ・デュラ。面接の時にいた男だ。
ある日現場に行くと、見知らぬ連中が。
デュラが言う。前の職人連中はよそへやったと。
それらの職人は、同じく面接に来ていた彼の友人の紹介だったようだ。
その友人は、面接でサビーヌに負けた腹いせで、腕のいい職人を回さなかったらしい。
妻に”マダム・ド・バラに雇ってもらいなさい”と言われた。妻には逆らえない、
と”表向き”の理由を述べるデュラ。
サビーヌのために、腕のいい職人達を連れてきてくれたのだ。
造園の最中、ルーヴル宮殿に招かれたサビーヌ。
使用人や職人達の生活がかかっており、失敗は出来ない。
そんな重責とプレッシャーを抱えながら宮殿に赴く。
場違いな場所に来てしまったと戸惑うサビーヌ。
皆、チラチラと振り返って彼女見る。ここは異世界だ。
遅れて会場の扉を開けると、貴族たちが一斉に振り返る。
その空気に圧倒され、中へ入れず扉を閉める。
会場ではルイ14世が演説中。
”ヴェルサイユは我が王国の中心となる そこに住むのは最もすばらしき人々 いにしえの神々にふさわしい その庭園は訪れるたびに新たな興奮を呼び起こすはずだ 噴水のやわらかな流れが耳に心地よい調べとなろう オレンジの花の香りが優しい風で運ばれてくるー”
自分が手掛けているものの重要性を認識し、緊張で打ちのめされそうになるサビーヌ。
ふと隣にある晩餐会場に入ると、少女が一人座っている。
演説が終わり、貴族たちが晩餐会場に入ってきた。
次々に入ってくるので部屋を出ていくことも出来ない。
すると「こちらへ マダム」と一人の貴族の男が。
彼は、アントワーヌ・ノンパール・ド・コーモン。ローザン公爵だ(実在の人物)。
我々”袋のネズミ”の何をご存じか? 春夏秋冬我々はここにいる 王の許可なく出て行けない
たった2000人の小さな地域社会 皆が皆を知っている 人を蹴落としてきた者ばかり、と語る公爵。
彼女を会場に来ているル・ノートルの元へ連れて行く。
二人はルーヴル宮の庭で話をすることに。
ル・ノートル:彼らはヴェルサイユへ。村に移転する。
サビーヌ:あなたは行かないの?
ル・ノートル:気が変になる。
向うからル・ノートルを呼ぶ声。
派手な身なりの彼はオルレアン公フィリップ一世殿下で、国王の弟君。
その後ろにいる若い男性は彼の”愛人”のヴァス侯爵。
オルレアン公:控えめで洗練された女性が何故彼と?私はまるで逆の姿だがこれが気に入っている。
答えて私を止めてくれ
サビーヌ:これしかできません。お金のためです。
オルレアン公:仕事は楽しいか?興奮する?
サビーヌ:つらさを超え 自立できます。
そこへドイツ人の奥様が。
マダム・ド・バラは段になった滝を造っていると、ル・ノートルが紹介すると、
是非見てみたいと夫人。
ルーヴシエンヌの水路工事の昼食会に、とル・ノートル。
オルレアン公:田舎か?田舎は苦手だ。ヴェルサイユへの移転で私はクラゲのような骨なしになる。
その夜。庭園でルイ14世と話すル・ノートル。
ルイ14世:演説は上々だったと思う。
ル・ノートル:”すばらしき人々”も満足していました。
ルイ14世:国家の重みの前では石造りの城も羽の軽さだ
新しい概念の庭を造るそうだが、なぜだ?
ル・ノートル:可能性を広げるために
ルイ14世:去年、仮装の宴を開いたが失敗だった。化粧とカツラで皆老いて見えた。
今回は完璧に 客がこの上なく楽しめるよう 悪ふざけには年を取りすぎた。
ル・ノートル:独創的で調和のとれたものです。
ルイ14世は「失敗は許されない」ことを暗にル・ノートルに告げる。
昼食会。
歌を披露するル・ノートル
食後の散歩。
花畑の向うに駆ける少女の姿が・・
動揺するサビーヌ。
ル・ノートルは彼女を”神殿”に連れていく。
木の枝にキラキラした飾り物や願い事?のようなものが垂れ下がっている。日本の七夕みたい。
そこへ王妃崩御の知らせが・・
その日はル・ノートル夫人も若くてハンサムな貴族と不倫中。
どうやらお金を払って”行為”をしているようだ。
屋敷に帰ってから、夫より王妃死去の知らせを聞く。すぐさま「王の再婚は」と尋ねる。
どうやら、次期王妃の座に、友人であるモンテスパン侯爵夫人が付けば、自身の立場が有利になると考えていたようだ。
ル・ノートルは、国王は侯爵夫人とは再婚しないと話す。「モンテスパンもお気の毒に」。
国王は憔悴しきって部屋に籠り、食事も採っていない様子。部屋の外では多くの貴族が待機している。
弟のオルレアン公が食事を持って部屋に入る。「王が食べないと、フランスが食べません」
少し元気を取り戻した国王は一人マルリーへ。
その頃、サビーヌはたくさんの鉢植えを馬車に積み込み、どこかへ出かける。
馬車の車輪の音を聞きながら、何かの思いにかられているようだ。
そんな中、脇を金色の馬車が通り過ぎていった。
とある植物園。
経営者が美しい梨を愛でていると、何やら知らせが。
彼が出て行った後、国王が入ってきた。
一人になった国王は、上着とカツラを脱ぐ。
サビーヌも目的地に着いたようだ。扉を開けて中に入ると、座って目を閉じている男性が一人。
ムッシュ・ド・ラ・カンティニ?と彼女は尋ねる。
多年生植物と交換で、ヴェルサイユの庭園に植える低木を、
園芸家であるジャン=バティスト・ド・ラ・カンティニの元に発注に来たらしい。
(ベルサイユ宮殿の側に、今もこの人が造ったルイ14世のための菜園がある。
菜園では宮殿の食卓を賄う野菜や果物が栽培されていた。当時の最新技術を駆使して、季節外れの野菜や果物も収穫されていた。菜園は今も国立ペイザージュ・造園学校の生徒達によって引き継がれている。
※詳しくは左記リンクを参照→リンク1 リンク2 )
男性:植物を持ってきたと?
サビーヌ:カートに移し、ここへ持ってこようとしましたが誰もいないので・・
男性:ひとりになりたくてね。
サビーヌ:出直します。
男性:いや、あなたのような人と一緒にいたい。
今の私にとって何より必要なのは・・王の庭師として多年草について助言を聞くことだ。
多年草を運ぶのを手伝ってくれるとのことで、お願いするサビーヌ。
サビーヌは歩きながら、あなたは梨の専門家ですね?と尋ねる。
男性:そこそこ好みだ。
サビーヌ:からかおうとなさっても無駄です。梨のご著書を存じています。
男性:そういえば梨の本を書いた。
サビーヌ:花はお好き?
男性:花はすべて熱愛しているが、”花ばかり植えるな”とル・ノートルに言われた。
話していたのがムッシュ・ド・ラ・カンティニではなく国王であることに気付き動揺、深々とお辞儀をするサビーヌ。
彼女は1度も国王の顔を見たことが無かった。しかも上着とカツラを外していたので気付かなかったのだ。
ルイ14世:このまま話を続けたい。今日の私は”庭師・カンティニ”だ。
サビーヌは国王としばらく一緒に庭仕事をする。
一休み。国王は先日亡くなった王妃の事を話す。
ルイ14世:晩年は正気を失っていた。長い血筋は問題が多い。無邪気な女だった。心が清らかで私に尽くしてくれた。
そういうと、死後に見つけた妃の”日々の暮らしの記録”を取り出し眺める。
国王は再婚するつもりだという。だが、とても身心深いその女性は平民出身なのでどうにもならないという。
サビーヌ:ご結婚をお望みなら、それを皆に知らせる必要が?お二人だけで式を挙げるのであれば、誰が批判できます?
ルイ14世:マダム・ド・バラ。あなたは愛する人は?
サビーヌ:申せません。とても個人的なことだから。
ルイ14世:時が来たのだ。お互い過去に決着をつけ、現在に生きるべき時が。
手紙を書こう。”庭師”から庭師へ。あなたを宮廷に招く。今日の日を決して忘れない。
その頃、ル・ノートルの館では・・
夫婦関係はすっかり冷え切っていた。かつては夫が妻を追いかける立場だったのがすっかり変わってしまった。
マダム・ド・バラはあなたにとってなんなの?嫉妬の炎が燃えたぎる夫人。
雨が降りそうな現場。”舞踏の間”は確実に出来上がってきている。
食事休憩で、暖かい所へ引き上げていく作業員。
ふと後ろでサビーヌを呼ぶ声。
振り向くと、ル・ノートル夫人が。
ル・ノートル夫人:彼の野心は私と共にある。気晴らしはよくある事。相手も一人ではない。あなたは通り過ぎるだけ。
「勘違いするな」と宣戦布告。手袋を外しながら近づいてくる。何となく怖い・・
が、顔に触れて「きれいだこと」といっただけで去っていく。
ホッ。と思ったらこれから最大の試練が訪れる。
貯水池から噴水への水門を見つけたと告げる愛人。水門を開けて広場を水浸しにすることを提案する。
嫉妬に燃える夫人はやって頂戴と指示を出す。
愛人が手下を使って水門を開けると勢いよく水が噴き出す。
それだけでは終わらない。広場の水道管を壊し、そこから水が噴き出す。たちまち広場は水浸しに。
これに気が付いて必死で水道管の穴を塞ごうとするも間に合わない。サビーヌは一人で水門を閉じにいく。
水門のハンドルは固く固定されていて一人では回せない。
下に降りて、水門を持ち上げている綱を切ろうとしたが、水の中に落ち流されてしまう。
間一髪でル・ノートルが助けにくる。水門も彼が閉じたようだ。
しかし復興が容易でない状態。
状況を見に来たルイ14世があまりの残状に、「この計画は続ける価値があるのか?」と問う。
しかしル・ノートルもデュラも彼女を信頼していていることを告げる。
国王はフォンテーヌブローで待つと、マダム・ド・バラに伝えるよう言い、その場を立ち去る。
所変わってフォンテーヌブロー城。
ドレスに着替えたサビーヌはローザン公爵にエスコートされる。
公爵:あなたをエスコートするのは”衝撃”だ。
サビーヌ:なぜ?
公爵:あなたを不安に思う人々が。
サビーヌ:名もない女なのにどうして?
公爵:それが答えだ。誰もがあなたを見る。名もない人なのにここにいるから存在が注目される。
命令によりあなたをモンテスパン侯爵夫人の元へ。
オルレアン公爵夫人もやってくる。
秘密の部屋へ案内される。
そこは宮廷の女性達ばかりが集まる空間。
年老いた貴族女性の姿も。
皆子供や夫を亡くしているらしい。
しかし国王が嫌うため、宮廷では死の話は禁じられている。
だから秘密の部屋で話すらしい。子供たちは母親の心に生き続けるから。
モンテスパン侯爵夫人の子供は皆、国王の現愛人・マントノン夫人の所にいる。
夫人は侯爵夫人を敵視しているとのこと。
サビーヌは改めて国王の前に紹介される。
一輪の薔薇を国王の前に差し出す。
ルイ14世:それは”四季”か?
サビーヌ:はい。世界で最も高名な”庭師”の陛下に
モンテスパン侯爵夫人が薔薇を取り国王に渡す。
ルイ14世:軽やかで素直な香り 自然で無理がない 他の薔薇は咲きすぎ色あせたようだな。
暗にモンテスパン侯爵夫人や後ろにいる年老いた貴族女性を指した言葉に傷つく侯爵夫人。
見かねたサビーヌが
「すべての薔薇の運命です 薔薇は様々な環境にさらされます つぼみは花咲き枯れます
薔薇は何も知らずに育ち、時に応じた姿を見せます 過酷な環境にあっても それさえ知らず運命を全うします 美を裁かれずに
残念ながら私たちは違います」と国王に話す。
ルイ14世:もし薔薇が話せたら何と言う?
サビーヌ:”私はこうして務めを終えようとしています。私のあとは子供たちが 最上の貢献と優美な終幕でしょう”
ルイ14世:過酷な環境から守るため庭師はどのような保護を与えられる?
サビーヌ:忍耐と愛情、そして”太陽”の暖かさこそ我々の望みです。
その言葉に、「優しさのある指摘に礼を言う」と国王。ル・ノートルも彼女に関心する。
思いやりのある対応に涙ぐむモンテスパン侯爵夫人。
この映画の侯爵夫人は良い人に描かれている。本やウィキペディアを見ると嫉妬深くて怖い印象があるが、実際はどうだったのだろう。
その夜、サビーヌはル・ノートルと結ばれる。
彼女の”秘密”が明かされる。
サビーヌの夫は”商用でシャルトルへ 人形劇や菓子の店もある 今夜戻る”と嘘をつき、
6歳の娘を連れて、愛人のいるベリーへ出て行ったのだ。
夫の嘘に気付いたサビーヌは止めようと馬車の前に立ちふさがった。
無理に避けた衝撃で壊れかけていた車輪が外れ、馬車は崖に落ちてしまった。
自分が娘を殺してしまったと罪に苛まれていたのだ。
ル・ノートルは彼女の支えとなる。
時が流れて”舞踏の間(別名:ロカイユの木立)”が完成。お披露目の日を迎えた。
国王は庭園を気に入ったようだ。
ルイ14世と踊る。
良い国王・恋人・仕事仲間・宮廷貴族に恵まれ、幸せいっぱいのサビーヌ。
彼女をル・ノートルに託すルイ14世。
この”ロカイユの木立”はヴェルサイユ宮殿の庭園の一角に今も存在する。
これ(←リンク)が現在の姿。
やはり造られた当時はもっと華やかだったのか。
塗装が剥げて、中心にあった舞踏のサークルが無くなっている。
当時の状態に復元して、年に数回位、バロックの衣装を来たダンサーのイベントをやればいいのに。
貴族たちも一斉に踊る。
時は1682年。ブルボン王朝絶頂期・バロック貴族文化の時代。これから100年ちょっと後にフランス革命が勃発し、ルイ16世とマリー・アントワネットが民衆によってギロチン処刑されるなんてまだ考えられない時代。
(ちなみにロココ時代のルイ15世は、この映画に出てきた”太陽王”ルイ14世のひ孫、処刑されるルイ16世はルイ15世の孫。ルイ14世とルイ15世が当時としてはかなり長生きだったためこのようになった。)
貴族たちは踊りながら330年前の時の中に消えていく。
ヴェルサイユの庭園の全景ーfinー