カテゴリ:カテゴリ未分類
「これが、最後のイベントだから・・・」
そう言い残して自転車で風の様に登校していった。 今一つ決まらない髪形を気にしながら・・・ 息子の、学祭は、今日が最終日。 この2週間ほどは、全身が学祭モード。 家からもボンドや錐など、使用目的はわからないけれど持ち出したり、ペンキに汚れた学級Tシャツを、 「明日までに洗って乾かしてね。」 と、寝る前に急に言ったり、 「床屋さんして。軽くでいいから。ついでに眉毛も整えてね。」 夕食後、にわか床屋さんをしたり、 準備が遅れているからと、始発の電車で登校したり、 それに付き合わされて洗濯やらお弁当作りの時間を早めるやら、私の方もあわただしかった。 3度目の高校祭。 早いものだなあ。 1年目はイサムチャンと見に行った。 浴衣姿の女の子達に驚き、お祭り気分を満喫し、息子たちのお化け屋敷にも入った来た。 それが、いやだったのか、そういう年頃になったのか、2年生のときには 「絶対来ないでね。」 「保護者というものは、ちゃんと見なければ行けないんだ。」 と、両者譲らず、結局は校舎の中には入らず周りを車で回ってきた。 今年は、もっと強硬に、 「絶対きちゃだめだよ。3年生にもなって来る親なんていないんだから。」 「そんなことないわよ、PTAの展示だってあるじゃない。」 「お母さん、何も出してないから来る権利ないよ。」 「最後だし、そんなに頑張っているんだもの、どんなことしているか見たいよ。」 「いや、もう僕はそんな年じゃないんだ。」 妹尾河童の家庭の子育て方の本を読んだばかりで、そこには中学生になるとかなり自由にさせていたことが書いてあった。 イサムチャンは、まだ見に行くといっているけれど、また今年も学校の周りを回って終わりにしてあげてもいいんじゃないかと思う。親から離れたい時期というのもあると思うから。 さて、これが本当に最後のイベントになって欲しいもの。 そして、受験生として充実した日々を過ごしてくれるといいのですが。 「3年生になったら・・・」 「高体連が終わったら・・・」 「体育大会が終わったら・・・」 そしてこの「学校祭が終わったら・・・」 息子の言葉にその度に期待し、裏切られてきたけれど、今度こそは本気になって勉強してくれることでしょう!??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.07.17 11:22:31
コメント(0) | コメントを書く |
|