カテゴリ:本
同じものでも時としてまるで違った一面を見せてくれることがあります。 今回読んだのはこれではなく 村上春樹訳 若い頃邦題「ライ麦畑でつかまえて」を読んだときには どうしてこんなに人気があるのでしょう?? まるで私には関係のない世界。。。 と、興味を惹かれない本でした。 先日新聞で村上春樹が訳していると知り 再度読んでみて驚き!! 男の子たちに接してきたため(息子たちはこういうタイプではありませんが)か 今がこの本に出てくるような若者の処遇に戸惑っている時代のためなのか いい加減にしてねと思いながらも最後まで一気に読了 村上春樹の語り口が滑らかだったのは勿論ですが そこに描かれているのは現代でも色あせない迷える若者の姿、少し斜に構えた青年の青春 J.D.Salinger 見直しました。 村上春樹がなぜ今の日本で わざわざ自らが翻訳したかったのか、その気持ちも伝わってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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