カテゴリ:社会
「なに泣いているの?」 そう言いながら夫が起きてきました。 今日も朝から新聞を読んでいると涙がとまりません。 東日本大震災 東北関東大震災 呼び方はまだ定まらないようですが M9などという聞いたこともない大地震と想定を大きく上回った破壊力のある大津波 さらに更に追い打ちをかぶせるような原発事故 2011年3月11日 忘れられない日 その時私は新千歳空港にいて名古屋行きの便の搭乗を待っていました。 緩やかだけれど長く続く揺れに心騒ぐものを感じたのですが そんなに恐ろしいことの前触れとは思ってもいませんでした。 が、2度3度と続く地震にTVの前に行って見ると 大変なことが起きている様子 搭乗時間になってもアナウンスはなく結局2時間遅れで出発 格安チケットで途中茨木空港による予定でしたがまっすぐ名古屋に向かいました。 携帯は通じず迎えの息子たちと連絡も取れないままでしたが 機転を利かせた息子夫婦は何時間でも待とうと セントレアに迎えに来てくれていて無事会えました。 私たちがこの便に乗っているかどうか確認しても、 個人情報だからと教えてくれなかったとのこと こんな災害の時には少し柔軟に対応してほしいものです。 名古屋方面は被害もなく次の日向かった篠島も穏やかな海が広がっていましたが 漁はできるけれど築地に送れないからと船は港に留まったまま。 翌日起きると朝日がとても美しく心まで朝焼けに染まりそう 震災にあった人々がこんな風にゆったりと海に上る朝日を眺める余裕が出来る日 その日ができるだけ早いことを願ってやみません。 息子たち一家とは昨年の夏の函館旅行以来のとても楽しみにしていた離島旅行 成長した孫との嬉しい時間でしたが 常に震災情報が気になって心のどこかが落ち着かない気分でしした。 震災にあわれた皆様、これからも広がりそうな原発事故の被害者の皆様 何と言ってよいのか今は言葉も見つかりません。
今日は母の27回目の命日 震災で亡くなられた方の分もと手を合わせました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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