|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『引き継ぎ』
内容 三ツ鐘署刑事課・盗犯一係主任の尾花久雄(北村一輝)は、病院にいた。 入院する。。。寝たきりの父・敬三(小野寺昭)を訪ねていたのだ。 かつて刑事だった父。 その父から引き継いだノートには、伝説の空き巣“岩政”について書かれていた。 本名、岩田政雄(大杉漣)、、父が苦戦の末、逮捕した男。 その“岩政”の犯行とよく似た空き巣が起きていたのだ。 そんななか、 “強化月間”に“成績”が悪いことで、山根春男署長(伊武雅刀)から叱咤。 ライバルの盗犯二係主任。。。同期の有坂裕司(津田寛治)の存在もあり、 相棒の荻野豊(岡田義徳)とともに、張り込みへと向かう尾花。 狙いは、3ヶ月前に出所したばかりの野々村一樹(片桐仁)だった。 だが、いつまでたっても野々村は、オンナの家に現れない そこに、手柄を横取りしたいためか、有坂がやって来る。 “岩政”の目撃情報があったと。。。引退したはずだが!? どうしても気になり始めた尾花は、情報屋・矢部俊夫(池田鉄洋)から “岩政”について聞いてみるが、、、やはり引退したというばかり。 そこで“トニーの店”に行くことにした尾花。 闇金だが、店主の木島(螢雪次朗)は、、、裏稼業の面々と顔見知り。 だが、、、知らないという木島。野々村も、、、岩政も。。。 ただ尾花は、1つの仮説を立てていた、 野々村と岩政は、同じムショにいた。。。繋がりがある可能性があると。 “良い泥棒は、デカを狂わせる” 父が残した“岩政”のノートを読みふける尾花のもとに、空き巣発生の連絡が! 現場に向かった尾花は、その“三角割り”に“岩政”が見えはじめるのだった。 そこで“岩政”の手口に詳しい 父の友人・県警本部捜査一課手口係の財津(本田博太郎)を訪ねる尾花。。。。。 ほんとうに“岩政”なのか?? その直後、日中に、空き巣事件が発生する!! 目撃情報は、“岩政”だった。。。。。。。。。。。。 何とか逮捕した尾花だったのだが、、、“岩政”は犯行を否認。 尾花は、何か妙なものを感じ始める。 直後、有坂が野々村を逮捕し。。。。。。。 敬称略 公式HP http://www.wowow.co.jp/dramaw/yokoyama2/index.html “なぜ引き継いだんだ? “そりゃまあ。残したいでしょ、誰だって1つくらいは この世にせっかく生きて来たんだしね。 良いことでも悪いことでも。。。やっぱり1つくらいは。 お話としては、面白いんだよね。 父の思いを“引き継ぎ”、犯人逮捕に全力を賭ける刑事。 “引き継ぎ”ということで、引き継がれていく物語になっているのは 理解しているし、そこは納得なのだが、 。。。結末の。。。裏話部分も ただ問題点が1つ。 途中で、ムショが一緒で、知り合いになっていた可能性を 主人公が言及したことだ。 流れ自体間違っていないし、 結末自体は見えているというのに、 すでに序盤の時点で、 ネタフリと言うよりも、“答え”を提示してしまっています。 これじゃ、 “主人公は、知っているのに、なぜ気づかない?” そんな印象になり、 主人公が、、、“そうか!”と思っても、 視聴者的には、共感できないと言う事なのだ。 せめて、、、 ネタバレ部分で、調書かノートで気づき言及すべきだったでしょうね。 テンポも良くて、面白かっただけに、 “大きな穴”があるため サスペンスとしては、残念な物語だったと言えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.28 23:11:52
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|