『魔神の落胤』
内容
エルンストの思惑は失敗し、ゲヘナゲートから無数の悪魔が飛び出してきた。
と同時に、魔神と接触した雪男は、その体を魔神に取り憑かれてしまう。
「物質界と虚無界を一つにして新しい世界を創る」という魔神。
が、、、止めようにも、相手は魔神。
燐たちの力ではどうにも出来ず、シュラの協力で逃げるしかなかった。
ただ魔神が燐を警戒していることから、シュラは、可能性があると説明する。
一度ゲートを破壊した燐。。。だからこそ、
一気に仕掛けてゲートを閉じることを優先する作戦を提案するのだった。
そして、、、シュラは、魔神に戦いを挑んでいくのだが。。。。
なかなか、良い感じで盛り上がっていますね。
魔神の圧倒的な力もシッカリ描いているし
街に飛び出した悪魔により襲われる人間たちも描いている。
そして、、主人公たちの葛藤。。。
特に、燐と雪男兄弟の切ない過去を絡める。。。。良いお話に。
ベタだけど、悪くないお話だったと思います。
残念なのは、しえみ。。。は、ともかくとして
他の訓練生たちに活躍の場がほぼないことかな。
一度攻撃し、完全に撃退されているわけだが、
出来れば、ここにシュラも絡めて、最後の作戦の方が良かったかな。
もちろん、力の差。.と言うのもあるし、
自分達には自分達の...ってのも分かるのだが、
ここまで何もしていない状態を描かれると、
どう捉えて良いのかが分かりません。
せめて、小悪魔程度は、必死になって倒している姿が描かれても良かったかな。
ま。。。次回、、何らかの大団円があるのだろうが。。。。
上手くまとまってくれることを願うだけである。
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