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カテゴリ:ドラマ系の感想
『連続失踪事件発生!!
忽然と姿を消した15歳スケーターさらに女子高生&刑事も失踪… 引き裂かれた親子の絆と闇に葬られた放火事件の真実!』 内容 警視庁失踪人捜査課3方面分室の室長・三浦真人(遠藤憲一)から フィギュアスケーター・山寺葉月(最上衿菜)の失踪が捜査員らに告げられる。 大会が終わりエレベーターに乗り込んだのが最後だった。 “ナッキー”ファンでもある法月大智(小日向文世)は、 警備員は何をしていたんだと息巻くが、警備員どころか、関係者。。そして 依頼をしてきた母でコーチの紀子(伊藤裕子)も見ていないという。 森田純一(黄川田将也)の調査でも、携帯の通話記録もなかった。 ただ醍醐塁(北村有起哉)明神愛美(森カンナ)は、 話を聞きつつ別のほうへ目を向けていた。 事務補助の小杉公子(高畑淳子)が 新人・六条舞(市川由衣)にコーヒーの入れ方を指導中だったのだ。 失踪現場となった会場へと向かった法月と明神、、、そして三浦室長。 そこに遅れて高城賢吾(沢村一樹)がやってくる。 失踪した娘・綾奈らしき遺体の情報を得て、金沢に向かっていたのだ。 が、、、違ったと高城から聞き安心する明神だが、 「これでまた、2度と帰ってこない人間を待つ家族が増えた」と告げる高城。 その後、紀子から話を聞くことにした高城と三浦。 “変な男に付きまとわれていた”という証言を得る。 法月と明神が、離婚した父・足立元也(渋川清彦)から話を聞くと、 ストーカーの相談を受けていたと分かる。 しかし両親とも目撃したこともないにも関わらず、居たというばかり。 違和感を抱く高城たちは、2人が口裏を合わせていると想定。 そこで三浦と高城は、足立と紀子を任意で聴取することに。。。。。 そんななか、明神は井深翔子(尾畑美依奈)の失踪の調査を六条に命じるが、 どうせ“家出”だとろうと取り合おうとしない六条。 それでも父・知宏(田山涼成)母・咲江(キムラ緑子)が相談に来る。 娘と喧嘩した直後だったという父は、“どうせ家出”と帰ろうとするが、 高城が引き止め、失踪人捜査課による捜査が開始される。 調査開始後すぐ、 翔子がカフェ店員・手島浩哉(福山一樹)とつき合っていたと分かる。 父と喧嘩したあとに店に現れたらしいが、帰るようなことを言っていたという。 しかし店を出た直後に、雨でもないのに傘を持っていたトレンチコートの男が 翔子を見張っていたと分かる。 他の聞き込みでも、同様の証言が上がってくる。 しかし、捜査が始まってすぐ、、、三浦室長が姿を消す。 尾花参事官(中丸新将)との昇進のための面談があったらしいが、欠席していた。 そのうえ拳銃が紛失。。。。保管庫には携帯が残され、 “何らかの事件”に巻き込まれた可能性があると感じ取る高城。 あらためて面談が尾花から設定され、タイムリミットは3日後。。。 三浦宅の家宅捜索などで分かったのは、妻・未奈とは10年前に死別。 娘・未知(木村文乃)は居るらしい。 だが亡き妻の妹・野村佳代(阿南敦子)の話への聞き込みで 先日、偶然にも未知と会った佳代によると、何かがあり娘とも会っていないよう。 その後、未知の勤める映画館に向かうと。。。。 同僚・横田彩によると、3日前から無断欠勤をしていると判明する。 未知の自宅も荒らされているため、誘拐された可能性が浮かび上がるのだった。 その直後、彩が襲われる事件が発生する。 「未知の居場所を家」と、、、足を引きずる男に問い詰められたと。 そしてその手には、傘を持っていたという! 2つの失踪事件に繋がりがあると分かってくるが、今度は、知宏が失踪する。 高城は、三浦が知宏を見た時の態度が気にかかり始める。 調べてみると。。。。 5年前大規模な放火事件が起きた梓弓学園で知宏は事務職員として働いていた。 そこは未知の出身校で、 当時所轄にいた三浦と本庁の尾花が、捜査した案件だった。 結果的に知宏の証言で、 未知の同級生の浜岡浩介(川野直輝)を三浦たちが逮捕したのだが。。。。 高城たちは浜岡を追いつめるのだが、チーム連携が取れず逃走を許してしまう。 しかしなぜか、浜岡が出頭。。。いや、保護を申し出てくる。 同級生の中川敏行の父・敏夫(大地康雄)に追われていると。 元々、浜岡が放火の罪をなすりつけようとした少年。 遺書を残し失踪した少年の父だった。。。。 事情を全て理解した高城は、捜査一課の長野威(宇梶剛士)にも協力を求め。。。 敬称略 ↑もう、どこで切って良いか分からないので。。。 これでも4割 公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/shissou/ 2010年04月期に放送された連ドラ。 最終回の。。。。その後のお話ですね。 といっても、リアルな時間と同じ程度の時間経過がなされています。 簡単に言えば、最終回の1年半後である。 “俺たちはチームだ、誰が悪いんじゃない、皆が悪いんだ” という法月のセリフ通り。 新人加入と室長の失踪で、揺れる失踪人捜査課。 そんな感じのお話である。 今回に限っては、 世界観を説明するため、3分の1を別の案件に費やしているため どうしても展開の遅さや、無駄な要素に感じてしまうのだが やはり、初見の人はいるだろうし 忘れている人もいるだろうから、こういう手法も、仕方ないことでしょうね。 メインの物語は、 三浦室長の過去に関わるお話で、 そこから、捜査課が揺れるなど、 “本編”では、イマイチだった三浦の重要性までクローズアップされる スペシャルとしては、なかなか、良い感じのお話だったと思います。 意外と良かったのは、その動揺を生み出す一因として 新人を加入させたことでしょうね。 “時間経過”の表現も、悪くありませんし。 高城の事情について表現しているのが、ホント良い感じの演出。 ほんと無駄がありません。 この“作り”こそが、今作の魅力ですよね。 そこに人情ものの物語もシッカリ描かれているし。 登場人物のキャラが立っているのも、悪くありません。 丁寧です。 原作があるので無理は出来ないでしょうが、 このクオリティの高さがあれば、 思い切って、“続編”を期待したいですね。 あ。。。そうそう。最後にヒトコト。 個人的には、内容よりも、、、演出の方が気になってしまいました。 渡辺雄介さんの脚本と、寒竹ゆりさんの演出が、 想像していた以上に、かなり上手くかみ合っていましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.25 01:27:58
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