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2013.12.18
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カテゴリ:ドラマ系の感想

『二転三転する最後の法廷!!執念で救え依頼人!!真実は悲劇か喜劇か!?」

内容
黛(新垣結衣)の捨て身の作戦で、
ついに醍醐検事(松平健)に一矢を報いた古美門(堺雅人)
貴和(小雪)の裁判が、地裁へと差し戻されることに。
古美門は、醍醐に勝利宣言をするのだが、
“あなたに勝った人間がいるとすれば、私ではない。
 本当の敵は敵のような顔をしていないものです”
と醍醐に言われ、古美門は、ある事に気づく。
貴和と面会していた“吉永慶子”が、羽生(岡田将生)であることを。

そんななか、貴和から、弁護人解任の手紙が古美門事務所に届けられる。
まさかの事態に、黛がネクサスへ向かうと、羽生と本田(黒木華)はいなかった。

同じ頃、貴和のもとには、三木(生瀬勝久)の姿があった。
貴和は羽生の提案どおり、三木を弁護人として選択する。

そして。。。差し戻し審がはじまると、
羽生と本田は、検察側にいた。羽生は、無期懲役を求刑。
貴和の弁護人である三木は、情状酌量を訴える。

その後、磯貝(古舘寛治)を利用して、
羽生と本田をネクサスへと呼び出す古美門と黛。
だが、羽生から“事実”を突きつけられるだけで、どうにもならなかった。

それでも古美門は。。。
“安藤貴和は私の獲物だ。どんな手を使ってでも奪い返す!”

敬称略



作戦は分かるんだけど。

中には、偶発的な部分もたくさんあるわけで。

そうなると。。。作戦じゃないよね。。。

その辺りは、横に置いておかなければ、どうにもならないので、

無視しますけどね。大人だから(笑)


さて、最終回。

羽生との決着の時である。

多少の違和感はあっても、話としては悪くは無い。

ただし、時間のかなりの部分を割いていますが、

すでに、事件の詳細さえ忘れている状態で、

事件の真実なんて、どうだって良いんだけどね。

たしかに、気になる部分ではありますけど。

ドラマとしては、引っ張り過ぎなんだよね。

たとえ、“バレバレ”だとしても。


とはいえ、

全てを表現するには。。。悪くは無い。

前期の今作らしさ。。。と、今期の今作らしさが、混ぜ込まれていましたしね。

ただ
個人的な印象では、初回、第2回で、決着つけても良かったかな。

わざわざ引っ張らなくても。。。

だって、この手の作品が好きな人ならば、かなりベタな真実ですから。

最終的に、今作らしく捻ってきたし、

楽しめたので良し。。ってところか。


“私、汚れました”

“そりゃあ、よかった”

にしても。。。。。古美門流の愛情表現かな。。。羽生への。。。




ドラマ全体を考えると、

やはり羽生の存在が、必要だったのかどうかが、最大の疑問だろう。

敵としては悪くは無いし、

今作の“新しいカタチ”を魅せてきたことも悪くは無い。

“続編”となると、ひと工夫、ふた工夫するモノですから。


ドラマ自体も、特に問題もなく、そこそこ楽しめた。

だからと言って、大満足か?と問われれば、そうではない。

今作は“続編”だからである。

もしも、今作が“新作”であるならば、そういう作品もあって良いだろうと

納得出来ていたと思います。


実際、毎回の話も、良い出来でしたし。

ただし、それは他の作品との相対評価、もしくは、絶対評価なのだ。

そういう意味では、傑作と言っても間違っていない。

ここで考えなければならないのは、“続編”だということだ。

“続編”として考えると

“リーガル・ハイ”から“リーガルハイ”となったのだが、

その前作との相対評価をした場合、

良い作品であると感じると当時に、

“リーガルコメディ”とうたっていたの部分はどこへ?

ということも感じてしまうわけである。

どれだけ贔屓目で見ても、前作と同じコメディであるとは言いきれない。

そう考えると、傑作とも言い切れなくなってしまう。


ここがかなり難しい部分で。

ファンだから楽しめている部分と、ファンだから楽しめていない部分があるのだ。

個人的には、もう少しコメディ感があれば。。。。

そんなところでしょうか




最後にどうでも良いけど、

あのナイフは、里見浩太朗さんが投げました???

良く知られている話ですが、

弥七の風車を投げていたのは、里見さんですから!!




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Last updated  2013.12.18 23:18:04
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