『父と娘』
内容
薄墨太夫(野々すみ花)のもとに、おけい(宮武美桜)が訪ねてくる。
遊女になりたいと。。
困り果てた太夫は、汀女(貫地谷しほり)に相談。
話を聞いた幹次郎(小出恵介)と汀女は、おけいを預かることに。
どれだけ説得しても聞かず。そこで、幹次郎が冷たい態度をとると、泣き始める。
父・谷平(柳沢慎吾)の借金のカタで、吉原に売られる前に、
自分でやってきたことが分かるのだった。。
そのおけいの気持ちをくみ取り、何とかしてやろうと考え始める幹次郎。
そんななか、谷平が吉原にやってくる。
金を返す算段がついたらしく、ひと安心のおけい。
幹次郎も、博打に手を出すなと谷平にクギを刺すのだった。
同じ頃、吉原では、妙な事件が頻発していた。
女衒により、借金のカタで女が連れられてきたのだが、
金が、女の家族に渡っていなかったのだ。
そのうえ、女の父が、殺されてしまっていた。
一方、谷平は、女衒・庄助(冨家規政)の言葉に乗ってしまい、ふたたび博打を。。。
ついには、おけいを売らなければならなくなってしまう。
カラクリを知った幹次郎や、四郎兵衛(近藤正臣)だったが。。。。
敬称略
“思い出したんです、あの日の悔しさを”
話の内容よりも、大切ですよね。
もちろん、盛り込みすぎるとクドくなるだけですが、
でも、主人公の行動に意味を与えるならば、絶対に必要。
実は、これこそが、“時代劇”を生き返らせる策になるのでは?と
思っています。
馴染みの無い“時代”というのを、穴埋めするには、
それなりの工夫が必要と言うことである。
まあ、慣れている時代劇ファンに言わせれば。。。。って言う部分もあるんだけどね。
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Last updated
2014.07.24 21:04:04
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