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カテゴリ:ドラマ系の感想
『帰ってきた3匹のおっさん 妖怪!?ご町内のおばけ騒動を成敗!』 「還暦ヒーロー復活!ご町内で妖怪騒ぎ!?子供泣かす悪党を成敗!有川浩原作の痛快ドラマ」 内容 いつものように夜回りをする 清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎) 女性の声が聞こえ、駆けつけると...ひったくり! すぐに犯人を取り押さえて、名前も告げず去って行く3人。 翌日には、街で評判になっていて。。。。 そんななか、清一は、行きつけの本屋の店主・井脇(阿部丈二)から 世間では“妖怪”が流行っていると知る。 その夜、機嫌良く歌をうたいながら夜回りをする清一に、呆れる重雄、則夫。 すると鈴木隼人(鈴木福)たち小学生と遭遇する。 学校で、お化けが出るという噂のある家を見に来たという。 “妖怪ウォッチ”を口にして、注意する清一。 則夫も科学的検証からいるわけがないと指摘し、少年たちを帰らせるのだった。 翌日、清一が、噂を家を訪ねると“悉皆・竹田屋”という着物屋。 清一の姿に身構える、少女・里織(谷花音) すると、店の奥から店主の竹田正純(竜雷太)が現れる。 「大丈夫だよ」と正純は、孫娘・里織を落ち着かせるが、 その直後、ガラの悪い飛田丈(神保悟志)らが現れるのだった。 飛田達は地上げ屋で、店を売るように迫っていた。。。 正純の息子・正信(岡田浩暉)は、売るよう勧めているようだが、 売るつもりは無いと追い返す正純。 正純は、里織の亡き母・由香(小野真弓)と 里織の振袖を作ると約束したと。。。 そんななか、清一の息子・健児(甲本雅裕)が、お化けを見たと大騒ぎ! 重雄の店の売り上げにも影響が出るようになっていた。 あまりに騒ぎが大きくなってきたことで、 3匹はお化けが目撃された場所を中心に夜回りを開始する。 敬称略 脚本は、第1シーズンと同じく佐藤久美子さん そして、今回から、清水しおりさん 原作に残っているエピソードが、ほとんど無いらしく。 オリジナルだそうだ。 ってこともあるのだろうけど。。。まさかの“妖怪ウォッチ” 映像まで使ってくるなんて!! そこはともかく。 1年ぶりの、第2弾ですね。 基本的に、ホームドラマ要素と勧善懲悪要素の今作。 それぞれがキッチリ描き込まれているのが、ホントに素晴らしい。 前者だけ、後者だけなら、ワンパターンに陥った可能性もあるだろうけど。 両者を上手く組み合わせているので、飽きが来ないのがいいところ。 とはいえ。。。。妖怪、お化けは、ともかく。 妖怪ウォッチは。。。。(苦笑) でも、冷静に見れば、今回のネタって、一捻りだよね。 普通なら、お化けが出て、追い出しにかかる。。。ハズなのに。逆。 最後に、どうでも良いコト。 今回、延長15分にしたのは、ベストな選択でしたね。 この枠の作品って、初回2時間ばかりだからね。 この局に限らず、 どうしても、初回で食いつきが悪いと、あとに引っ張ってしまうものだ。 評判が良い作品だけに、よくガマンしたと思いますよ。 でも、そのわずか15分の延長でも、 キャラをシッカリ描き込みを行い、物語も描ききった。 無駄も少なく、かなり良く出来た初回だったと思います。 ただし、どうしても、不満を1つ。 あくまでも勧善懲悪ならば、もう少し悪を描いた方が良かったでしょうね。 人情モノも良いんだけど。やはり悪を描いてこそ勧善懲悪が成り立ちますから。 ラストの10分程度だけでは、少し物足りないかな。 楽しいことは楽しいんだけどね! 妙な言い回しだけど、100点満点の120点になりかけたものを、95点くらいにした感じか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.24 21:05:41
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