『隣の男』
内容
夫・義行(鶴見辰吾)娘・優美香(山口まゆ)息子・真樹夫(篠田涼也)
と四人暮らしの平凡な主婦・上条夏(長谷川京子)
娘だけでなく、同じ社宅のご近所の主婦達に呆れられるほど、身なりに無頓着。
すべては、家族のため。。。。と考えて、生きて来た。
そんなある日、同じ社宅で親しくしていた小牧莉絵(戸田菜穂)が
夫・亘(菅原大吉)息子・良(下田翔大)を残して、
パート先の年下店長と恋におちて、駆け落ちする。
そういうコトに疎かった夏は、驚くしかなかった。
その夜、莉絵から電話がかかってくる。
「今、最高なの。好きな人と愛し合ってるの。私ね、思い出したの。
女として本当に満たされるってこういうことだって。」
初めは引き留めようとした夏だったが、莉絵の気持ちを知り、応援を決意する。
だが、直後、偶然やりとりを聞いていた娘・優美香から
「お母さんて、つまんないね」
思わぬ言葉に、夏は、動揺を隠せなかった。
ふと我に返った夏は、自身の“女”の劣化に気付くも、
そんなことよりも“家族”が大切だと、言い聞かせていた。。。。
敬称略
原作は、当然未読。
脚本は、安達奈緒子さん
家族、家族と言い聞かせて、女を捨ててしまっていた女性が、
隣に引っ越してきた年下男に。。。。。
って話のようだ。
基本的にベタな感じだけど。
盛り込んでいる“要素”が多いこともあって、
その部分の描き方次第かな。面白くなるかどうかは。
実際、その“ベタ”が、ネックで。
俳優が違うこと以外に、代わり映えしない物語でもあるのである。
それを乗り越えて、“らしさ”を魅せる事が出来るかどうかが、
ポイントになっていくでしょう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.28 23:49:28
もっと見る