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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
富(白石加代子)のもとに、鈴子(宮本信子)が慌てて駆け込んでくる。 かつて、富が愛した人の死。。。。。 敬称略 ま。。。楽しいんだけどね。満足度も高いし。。。 先日も書いたところだが。 たしかに、ネタフリは、されているのだ。 それも。。。意味深に。 そういう意味で、視聴者は“気になる”状態になっていますので。 その後の展開、結末も気になるし。。。。知りたい!となる。 ドラマとしては、普通のことを普通に描いていると言えます。 そう。その雰囲気や、演出も含めて、何も間違っていない。 個人的にも、“らしさ”もあって、楽しく見ている。 でもね。この“普通”というのは、 本当の意味で、“今作が目指す普通”なのだろうか?? この前者の普通というのは、“ドラマとして普通”では? そう。 たとえ、印象が静かであっても、騒動を起こしたんだから、 その結末を描いているだけにしか過ぎない。 しかし、“今作が目指す普通”というのは、そういうコトでは無いのでは? 特に際立った取り柄なども無い、普通にいる女の子の日常。 たまには、騒動はあるかもしれないが、 基本的に“何気ない日常を見せて魅せる”ことこそが、 本来の“今作が目指す普通”。。。 いや“目指していた普通”じゃないのだろうか? 今作では、初期の《奥茨城》では、そういう“普通”が描かれていたハズ。 が。そのあとは、明らかに“普通では無い騒動”を盛りこみ続けている。 たとえば、この3週間強で、色々盛りこんできたネタフリだって、同じだ。 たしかに、キャラを活かしていて、雰囲気も良ければ、 ドラマとしては、満足度が高く、不満はありません。 でも。。。。ほんとに、 これが当初目指していたであろう《ひよっこ》の正しい姿なのだろうか? 最後の1か月だから、ストレートに書かせてもらった。 なんかね。 そういうことを、うたっておきながら。 《ちゅらさん》《おひさま》よりも、 騒動に頼るだけ頼って、 “非日常”を“日常”だと、言いきって描いているような気がする。 個人的印象では、《ちゅらさん》《おひさま》のほうが、 ここまでの騒動の数じゃなく、普通のドラマだったと思います。 “日常”を描きつつ“非日常”を盛りこみ、ドラマにする。 ドラマとしては、普通である。 でもなぁ。。。今作。。。基本的に騒がしい描写をたくさん盛りこむ“コント” ドラマのように見せてはいるけど、違うような気がする。 最近では、よく似ている作品として《あまちゃん》があるけど。 それでさえ、今の今作のような状態では無く、“物語”があった。 しかし、今作は、それがかなり薄く、騒動を描いているだけ。。。に近い。 何度も書くが。。。。たしかに、楽しい。たしかに、満足。 でも、違うと思います。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/102648ee819182f6e455b10d657af33a お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.02 08:24:13
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