レベル999のマニアな講義

内容
大阪にやって来た風太（濱田岳）が、藤吉の前に現れる。
そして、てん（葵わかな）を、１度京都に帰してやって欲しいと告げる。

そんななか、亀井（内場勝則）が、寄席を壊すと聞き。。。

敬称略





以下、前回（３３回）の追記。

ほんと、何度見てるんだろ（苦笑）

まあ、３４回と、印象はあまり変わらないので、それをベースに。


今回の話が納得出来るように。。。と、

細かいエピソードやネタを、ある程度、頭から追い出そうと考えてみる。

が。

アレの整合性をとろうとすれば。。。あれがダメ。

コレは。。。これがダメ。

１週間戻っても、全滅。

今回の中だけでも全滅。

正直、ワケが分からない。

例えば、寄席、寄席言っているわりに、

全く頑張っているように見えないし。

それどころか、不必要なネタを盛りこみすぎて、

そこまで寄席に対して思い入れがあるように見えないのだ。


俳優の演技力の無さだけでなく、演出の違和感が、

脚本の雑さに拍車をかけてしまっている。

まったくかみ合っていないと言う以上に、

それこそ、不幸なほど、マイナス方向に噛み合っている感じだ（苦笑）


何がダメなんだろう。。

どれを、どうすれば、良いんだろう？

そんなことを考えてみても、

あまりに破綻しすぎて、どうにもならない状態。


ひとつ例を挙げると。

リリコのくだりを削除するとする。

たしかに、ある程度、話にまとまりが生まれはじめるのだ。

きっと、削除は正解。

逆に、藤吉のキャラ。。。を描くために、リリコを盛りこむとすると。

主人公の思いは、啄子の息子びいきの言葉で、

なんとなく、整合性がとれているように感じられるのだが。

こうなると、あまりの藤吉の強調が、逆にアダになってしまう。

だって、今すべきことじゃ無いから。

今は寄席のハズだ。

実際、亀井のことも含めて、優しさの表現のつもりだろうけど。

演技の稚拙さと演出の中途半端さもあって、

どうしても、表現に違和感を感じてしまう。


これは、主人公も同じ。

じゃあ。。。だったら、ここは、キャラ描写のため、藤吉と主人公のくだりを、

本当の意味で、丁寧に描くべきだろう。啄子に頼るんじゃなく。

そのほうが、間違いなく、２人の関係。。。絆も描けるはずだ。

母を含めての三角関係なんて、必要無い。

直接対話のほうが分かりやすいしね。


ただ、今作って、

啄子については、こういう使い方ばかりしているんですよね。。。

もちろん、役割ってのは大切なのだ。

それ自体は間違っていないが。

実際は、役割を描くには、その立場だけでなく、

そのキャラ描写により、説得力がなければならないのだ。

しかし、今作は、そこを崩壊させているので、説得力がなく。

役割が役割になっていない。

こうなると。。。藤吉、主人公の関係も中途半端に。


ほんと、あちらを立てば、こちらが立たず。

こちらが立てば、あちらが。。。

それの繰り返し。。。。無限ループである。


本来は、こんなに考える必要は、全く無いし。

時間があるから、考えるのだが。

実際は、視聴していると、

その瞬間、瞬間で、いろいろ思い出すのが“連ドラ”なのである。

正確には、感じる。。。。だろうか

毎日見ていると、設定などは、刷り込まれるモノなのである。


演技、演出は、その瞬間の印象なんですけどね。

でも、このすり込みは、消えない。

どうしても、見る前提として刷り込まれているのだ。

公式ＨＰなどを見なくても、

毎日見ていれば、刷り込まれます。


だから、以前書いたのだ。

今作は、登場人物のキャラが、シッカリ作られていないと。

その場しのぎの、物語。。。セリフに、登場人物を絡ませているだけなので。

エピソード毎に、キャラが違う。

これまた、以前書いたが。

“原作モノ”だと、原作がキャラをシッカリ描いているので、

ブレることはないが。。。。今作は違う。オリジナル。

結局、そこじゃないのか？

モチーフではなく、モデルにしておけば、

枠からはみ出ることはないし、無駄を描くことも少なかったんじゃ？

そんな気がします。



さて、今回の感想。

またやってるよ。ほんと。

神出鬼没で、藤吉、主人公にＧＰＳでも仕掛けているのか、

ピンポイントで登場する風太（失笑）

ホント。。。。辞めてくれ。

せめて、トキ。。。または、風太に、

主人公が文を送っているとか。文のやりとりがあるとか。

なぜ、そういう丁寧さを描けない？？？


そして、本編。

あれだけ、藤吉が執着していたリリコは。。。。。いきなり消滅。

そのうえ、“忍び”の風太は、なんとなく情報を伝えて、消滅。

気がつけば。。。。風太のことに、誰も反応無し。

って、いくらなんでも、人でなし過ぎるだろ！！

もうちょっと、“なぜ？”と思いなよ！（失笑）


ワケが分からないのは、

開いた時間に、亀井の元に。。。ってのも分かるけど。

なぜ、同じ描写を、藤吉と主人公で、分離するんだ？？

たとえば、こういうのでも、“刑事モノ”なら定番だが。

当事者以外のトコロで、藤吉と主人公は、会話して情報共有すべきなのだ。

そうすれば、二人の絆も描けるのだ！

まあ。。。仲のいい描写があっても、不快感はあるのだが（苦笑）

それはそれ。

もうちょっと、要不要を考えた方が良い。


しっかし。。。。おいおい。。。

なぜ、これで、亀井は、寄席を任せるのだ？？？？

ほんと、頼むわ。

こういうの辞めて。

全く説得力がなく。疑問符しかないよ（失笑）

これで、納得する亀井が、バカに見えてしまった。



以下。追記。

この３４回って、絶対に大切な回だよね？？？

全体を“起承転結”で分けると。

今週が、ほぼ四分の１が終了なのである。

そう。“起”

で。。。。なんだよ。これ。

ほんとうに、ワケが分からない。。

かなり好意的に脳内補完しても、何一つスッキリ出来る部分が無い。

それどころか、全編モヤモヤ（苦笑）


どういうつもりなんだろ。。。。ホントに、意図が分からなくなってきましたよ。

こんなに重要な話なのに。


今回だけを見ても。

“頑張る”という言葉は登場しているけど。

頑張っているように見えないし（失笑）

“芸への思い”にしても、説得力が、全く無いし。

きっと、藤吉に、バカなことを言わせたのを脚本家が、忘れてるんだろうね。

で、演出も。。。そして、その上の人たちも、

それに、全く気付いていないのだろう。



まさかと思うが。

このスタッフ。。。特に、脚本と、演出。

“連ドラ”を、あまり見たこと無いですか？？

いや、見たことが無くても、こんなに破綻して、オカシイと思わないのって。。。。



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