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2018.06.17
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『寺田屋騒動』
内容
血気にはやる有馬新七(増田修一朗)らを止めようと、
吉之助(鈴木亮平)は、久光(青木崇高)に無断で下関を離れ、
村田新八(堀井新太)らとともに京へと向かう。

弟・信吾(錦戸亮)や、有馬、他藩の浪士たちの説得に当たる吉之助。
そこに、久光の命を受けた一蔵(瑛太)が現れる。
“国父”久光は激怒しているという。
遅れてやって来た海江田武次(高橋光臣)大山格之助(北村有起哉)によると、
吉之助に対して、切腹の沙汰があったと言うことだった。

しばらくして、兵を率い京へと到着する久光。
“腫れを切れ”という久光に、吉之助は、時が無かったことを伝えた上で。
久光に対し、変わるべきと諭すのだった。
怒りが収まらぬ久光。
すると小松帯刀(町田啓太)らが、“亡き殿”が遺した言葉を伝える。
「西郷を使いこなせるかどうかで主君の器量が分かる。」と。
ようやく一蔵、小松帯刀らの話に耳を傾けた久光は吉之助らに対し遠島を命じる。

その後、近衛家に呼び出された久光は、
近衛忠煕(国広富之)近衛忠房(大窪人衛)より“朝廷の意向”を知る。
京に集結する、勤王、倒幕を叫ぶ不逞浪士を取り締まれと言うことだった。
すぐに動き始めた久光。

そして有馬たちが、寺田屋に集結するという事態を知った久光は、
大山達を向かわせる。。。

敬称略



もう、いままで、何度も書いているが。

未だに脳内補完出来ていない“西郷吉之助”像。

ほんと、“連ドラ”として考えれば、ネックになっているよね。


それさえなければなぁ。。。。

実際、今回の騒動も同じなんだよね。


そう、

結局、物語を描いても、そこの登場する登場人物のキャラや、人間関係などを

コレまでの物語でシッカリと描いていないから、違和感が生まれる。

そういうことなのだ。

極論を言えば、

途中退場したり、当分登場しないことが分かっている登場人物なんて、

こだわり抜いて描く必要ない。。。ってこと。例えば、斉彬。例えば、篤姫。

“今の物語”の根幹と言えば、その通りではあるが。

だからと言って、主人公や、そのまわりの者たちとの関係を描かない理由にはならない。

“歴史”をそれなりにでも、知っていれば分かるだろうが。

初回の表現を見ても分かるように、

まわりの者たちとの関係こそが、今作のメインだったはず。

それも。郷中の者たちとの関わりこそ。

もうちょっと上手くやっていればなぁ。。。。。

そんなコトを感じた今回である。


さて、今回までは、流れは悪くない。

でも。。。“次”だ。

個人的には、これからの数回の描写が、最も難しいと思っている。

それも、薩摩からの目線では。

今までの描写を考えると、かなり大きな“穴”が出来てしまう可能性が高いと思っている。

このミッシングリンクは、他の作品でも、実は生まれている部分なんですけどね。

多くの人たちは、なんとなく納得しているけど。

さあ。。。。どうする。。。。どんな描写にする??

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Last updated  2018.06.17 18:51:41
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