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カテゴリ:ドラマ系の感想
『20年目の榊マリコ』
内容 被告・芳賀悦郎(田中要次)が、狩野篤文(比留間由哲)を殺害した事件の公判。 芳賀が犯行を否認する中、裁判長の根本佳枝(まつむら眞弓)が、 裁判員に評議に移るよう伝える中、マリコ(沢口靖子)が駆けつける。 「お伝えしたいことがあります。20年前の事件に真相です」 2ヶ月前、20年前の事件で、芳賀の身柄が確保された。 直後、科捜研のマリコの元に、鑑定の依頼が入る。 事件は兵庫県で発生したモノであったが、 科警研の橘つかさ研究員(檀れい)の推薦で、科捜研に依頼が入ったのだ。 その代理人として、マリコの父・伊知郎(小野武彦)が、捜査資料を持ち現れる。 20年前、兵庫県の別荘地で事件は発生した。 写真家の狩野篤文が、射殺されたのだった。凶器と思われる猟銃から芳賀の指紋。 そのため、容疑は芳賀に向けられていた。 早速マリコは、蒲原(石井一彰) 亜美(山本ひかる)呂太(渡部秀)とともに別荘地へ。 管理人の猿渡一造(多賀勝一)によると、 当時、2台の車が、雷冥荘へ向かったという。 また捜査資料によると、 別荘には、写真家の狩野篤文、小説家の芳賀悦郎以外に、 狩野の妻・市香(河井青葉)バイオリニストの山木弾正(東根作寿英) モデルの江草薫子(宮地真緒)そして狩野のアシスタント森月孝也(岡嶋秀昭) 狩野と芳賀が言い争っていた目撃情報や、 猟銃から検出された指紋が、狩野と芳賀だけだったこと。 そして、事件直後、芳賀が姿を消したことなどから、 兵庫県警は、芳賀の犯行と断定。指名手配したようだった。 現場の別荘は、手が付けられていなかったことから、 様々なモノを科捜研に持ち帰り、鑑定をするマリコたち。 同時に、当時の遺留品の再鑑定も同時の行うことに。 鑑定結果を持ち神戸地裁へ向かったマリコは、 根本裁判長、城崎修(平野潤也)検事、 そして担当の高西直人(谷口高史)弁護士らに結果を報告する。 再鑑定の結果、猟銃の芳賀の指紋だけでは、犯行を断定出来ないと。 兵庫県警管轄を京都府警の科捜研が再鑑定したことで、 マリコ、日野(斉藤暁)は、藤倉(金田明夫)刑事部長から、 注意を受けたモノの。。。。 第1回公判で、関係者が出席、証言を行うと聞き、 マリコは傍聴することに。 そこで、マリコは、思わぬ人物を裁判員の中に見かける。 先日、父・伊知郎が、会っていた男性(六角慎司)だった。 後日、そのことを、土門(内藤剛志)に相談。 土門が、伊知郎から話を聞くと。 男性は、伊知郎が旧知の定食屋の男性で、矢部晋平だという。 特に問題はないように思われたが、蒲原が素性を調べたところ、 ある事実が判明する。20年前の事件現場近くに住んでいた。 別荘近くの雑貨屋でアルバイトをしていて、配達をしていたと。 もしかしたら、何かを。。。と考え始めるマリコ。 が、その直後、矢部晋平の遺体が発見され。。。。 一方で、狩野が撮影した写真の分析で、謎の人物(山口竜央)の存在が判明する。 その後、蒲原が、狩野の過去について調査した結果、 謎の人物が、仙道重則と判明する。 大学時代、狩野、山木、芳賀が、たまり場のロック喫茶で闇カジノを開いていた。 その店のマスターが仙道だった。 敬称略 脚本は、戸田山雅司さん 監督は、西片友樹さん ついに、1年にわたる同作の終了である。 ま。。。基本的に、フォーマットが決まっているので。 それなりに、毎週楽しめたのは認める。 だが、ど=========しても、一言。 あのね。 1年の放送だと発表されたときに、京都の四季などを。。。って、 榊マリコ。。。いや、沢口靖子さんが、言ったよね? そう。 もう少し、そういう部分を見せて欲しかったデス。 じゃなくても、 最近の《科捜研の女》は、京都を舞台にしているわりに。 京都で無くても成立するような事件や舞台ばかりで。 俳優やイントネーションは、ともかくとして。 本来、“木曜ミステリー”という枠は、 “大人の事情”により、京都を舞台にしている作品を作ってるんだよね? もっと、“京都”を見せて欲しかった。 あ。。。今回の感想。 久々に、科捜研していますね(笑) 謎解きも重要だけど。 科捜研。。。科学分析を楽しく見せてくれることが、一番大切。 たとえ、都合が良くても、それが面白味だからだ。 やっぱり《科捜研の女》は、こうでないと! っていうか、もの凄く凝っているね。 2時間SPでも、ここまで、凝っているのって、久々だね。 単純に引っ張ることが多くなっているのに。 何年ぶりかなぁ。。。10数年ぶりかも。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.19 21:46:32
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