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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
樹木(森七菜)が新谷(仲野太賀)の想いに応えようとしたとき、 浅羽(中村倫也)が現れ。。。。「俺には、お前が必要だ」と。 敬称略 脚本、神森万里江さん 演出、岡本伸吾さん ま。。なんていうか、普通の恋バナである。 良くも悪くも。 特に悪いというわけでは無いが。逆に、特に良いと言えるモノも無い。 だからこそ、“らしさ”が欲しかったんだけどね。 ここまでになると、今作らしさは、俳優だけだし。 それなりに、楽しめてはいるが。物足りなさも感じるのは、既視感ゆえだ。 例えば、今期。《共演NG》《姉ちゃんの恋人》《リモラブ》《恋する母たち》 あたりが、“恋バナ”の類だろう。 この4つ。面白いかどうかは、好みの部分はあるけど。 それなりに“らしさ”があったんだよね。 飛び抜けていたのは《共演NG》だろうけどね。 これらと比べると、今作は。。。。“らしさ”が無い。 一応、あるコトはあるけど。“恋バナ”と上手く融合できていないのだ。 ハッキリ言えば。。。バラバラ。 それぞれに面白いけどね。それなりに。 ほんとは、そこを上手く融合することで、“らしさ”となり。 ひとつ上の作品になったはずなのである。 ちなみに、今作の弱点は、他にもある。 それは、群像劇風に構成していることだ。 そういう手法の作品の成功例は、日本では、かなり少ないのだ。 まあ、これは、ホームドラマが消滅気味なのが、原因のひとつだろうけどね。 無いから成功が生まれてこないし。そういう例が提示されないから、作られない。 悪循環っていうヤツ。 今作だって、アレコレ描かず。 主人公メインで、そこだけを丁寧に描ききり。 それこそ、今作には、ほぼ存在しない。。。モノローグでも入れれば。 いろいろな要素を盛りこんでいても、上手く回った可能性がある。。。 そういう風に思っている。 実際、絞り込んで描かれているエピソードは、そこそこ面白かったし。 ほんの僅かなことで、もっと評判になった可能性があった。 。。。と思っています。 序盤。。。。オシイと思っていたのになぁ。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.22 22:55:43
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