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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
マサーラカリーの店主サティヤムから、 キッチンカーを破損させた人を探して欲しいと頼まれた羽男(中村倫也) まさかのことに戸惑いながらも、石子(有村架純)も一緒に探し始める。 周辺の聞き込みで、“K”という人物と判明。 丸来町の山室ビルの横の広場に集まる少年少女たち。 それを助けていて、カリスマと呼ばれている人物だった。 そんななか、羽男の携帯が鳴る。「助けて!」と。 何かがあったと感じ、羽男と石子が向かうと、 ひとりの少女が、歩道橋を転げ落ち、負傷。 救急車で運ばれようとしていた。 電話をしてきたのは、現場近くにいた少女・川瀬ひな(片岡凜)。 ひなと一緒に病院へ向かった石子と羽男。 負傷したのは、東美冬(小林星蘭)だという。 そこに、ひとりの男(野間口徹)がやって来て、ひなと騒動に。 男は、美冬の父だった。 その後、事務所で話を聞くと。 3年前に、母が再婚。 美冬は、その義父から、暴力を受けていたらしい。 ひと月前に、家を飛び出して。。。山ヨコにいたという。 美冬の父を訴えたいというひなだが、 羽男と石子は難しいことを説明する。 そんななかニュースが流れる。 桑田佳那美の遺体が見つかったと。“K”が殺されていたと判明。 ニュースを見ていた羽男は、“K”にはキッチンカーの破損は無理と気づく。 ひなが、何かを隠していると感づき、石子と羽男が問いただすと。。。。 敬称略 脚本、西田征史さん 演出、塚原あゆ子さん ちょっとしたことだけど。 羽男「金にならないことは、やらないんじゃ無かったの? こういうのは、良いですね。 まぁ、石子の過去は、、、、横に置いておくとして。 こういう表現は良いこと。石子と羽男のふたりのキャラですから。 そのうえ、序盤から、羽男の記憶力炸裂。 石子と羽男が、“次”の動きに出るのも、良い雰囲気だ。 細かいようだが。 やはり、雰囲気作りも含めた、キャラの描写は大切なことなのである。 今回、驚いたのは。 まさか。。。“推定無罪”を表現。説明するとはね。 そのうえ、“利益相反”まで。 “弁護士モノ”では、基本中の基本ですが。 “2サス”などに馴染みがなければ、分かり難い単語なのは事実で。 今作の目指すところが、垣間見えた瞬間でした。 。。。“金曜ドラマ”だしね(笑) そのあとも、意外な驚きは続く。 石子と羽男の会話なんて良い感じ。石子の過去が判明するわけだが。 大庭も含めて、本編に必要無いような“やりとり”が多かったので。 “恋バナ”を押し通されるよりは、これくらいがちょうど良いです。 まさかの石子による大庭使いなんて。。。秀逸。 今回に関しては、石子の過去との緩急があるから、ほんと良い感じだ。 今回は、話の展開もスピーディーで、 ほんとにテンポ良く、話を進めている。 そのうえ、無駄が無いだけでなく。 主人公ふたりのキャラもシッカリと際立たせているし。 今回の案件への流れや、結末への流れも秀逸で、 普通に面白かったです。 。。。ってか、普通に“マチベン”モノだよね。。。 それも、秀逸な“マチベン”モノでした(笑) 最後に ネタも、イマドキだし。 無理に、社会派を狙っている感じでも無いし。 あ。。。社会派がダメってのじゃ無いのだ。 やはり、ある程度、痛快、爽快なほうが、 多くの人が、“ドラマ”を楽しむことが出来る。。。。ってことだ。 個人的には、社会派の方が良いですが。ま。。。それはそれだ。 実際、1クール。。。社会派でまとめるのは、 ネタ作りが、難しいからね。 そういう風に考えると。 今作の途中にあったエピソードも、もっと痛快でも良かったのでは? って、イマサラながら、感じている。 好みだろうけどね。 でも、多くの人に見てもらおうとすれば、 そのあたりの、選択は、重要だったでしょう。 そんなことを、今まで以上に感じた、今回のエピソードである。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-7553.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.26 22:55:18
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