レベル999のマニアな講義

元々、“本編”が“本編”なので。

自称“ダイジェスト”である“土曜版”が、

分かり易くなったとしても、面白くなるわけが無いのだ。

今週だって、同じ。

確かに、綺麗にまとめている。

ただし、主人公部分を、極力、残そうとしているためか、

例えば、停電事件なんていう、必要無い部分まで、残ってしまっている。

逆に、“本編”で、いわくつきの結末は、残ったままであるが。

指輪も含めた、そこまでの過程を端折りすぎていて

本来、残すべきだった“商品開発”という意味合いの部分が、雑。

なんだか、レンジに入れてチンしたら、出来上がり！

ランプも、指輪も、そんな印象になってしまっている。


そもそも、今週のサブタイトルは“飛躍のチャンス”なわけで。

佳晴のプロポーズや、主人公の妊娠なんて、

本来ならば、無関係のネタなのである。

しかし、サブタイトルを無視して、残した。

“ダイジェスト”としては、正しいだろうけど。

サブタイトルの“チャンス”に見えない“土曜版”となってしまい。


今作の“土曜版”のもう一つの役割になっていた

“本編”の印象操作。。。。いや。。。“本編”の意訳の役割を無視。

先々週の“土曜版”と同じような状態になってしまっている。


まぁ、、、、間違いとは言いませんけどね。間違いだとは。

でも、そこまで、佳晴や、主人公を強調したければ。

“飛躍のチャンス”なんていうのじゃなく。

例えば、“新しい芽”なんていう感じのほうが、良かったのでは？

だって、“飛躍”も“チャンス”も、ありませんし。

そういう、つもりなんだろうけどね。きっと。

でも、ここまで、御都合主義な見せ方をしすぎてしまうと、

“飛躍”も“チャンス”も、無いです。

特に、今週の“土曜版”は。



最後に、今回の“土曜版”。。。いや、“本編”を見ていて、

一番、引っかかってしまったことを書いておく。

商品開発などは、ハッキリ言って、、どうでも良いです。

雑すぎて、見てられないし、失笑レベルだけど。

正直、そんな、些細なことなんて、どうだって良いです。

そもそも、

今作の“メイン”のスタッフを中心にして、

今作が、描いているハズの町工場や、製造業へのある種のリスペクトのようなものが、

全くありませんしね。

スタッフだって、映像作品とは言え、ある意味の製造業のハズなのに。

だって、いろいろと、言ったところで。

機器などが新しくなっても、基本、人力でしょ？

ほら、同じ。

そこは、良いのだ。別に。その程度の理解で、今作を作っているのは、

町工場を描いているハズなのに、雑な描写の連続の序盤を見れば、

それが伝わってきていましたし。

あれ以上を期待するのは、無理なのは、主人公が入ったところで、

何も変わらないのは、明らかだったしね（苦笑）


だが、今週のエピソードで、最も気になったのは、

佳晴と道子の関係と、舞と貴司の関係だ。

“メイン”のエピソードを見ていても、

プロポーズの関係？子供作れたの？

そんな印象しか無いし（笑）

まさか。。。。先日の停電で。。。。。。。。二組とも？。。下品すぎるよ。

でも、そういう風に、捉えられても、おかしくない展開だったのは事実だ。

丁寧に描いてこないから、

こういうおかしな印象を抱いてしまうのである。

好意的に捉えることしか知らない信者なら、まだしも。

普通に見ていれば、

それを感じにくい描写ばかりだったのが、紛れもない事実なのである。


次週から、また。。。迷走するんだろうけど。。。。。。。