第15週「ワテらはもう自由や」
内容
昭和20年8月15日。スズ子(趣里)たちは、巡業先の富山で終戦を迎えた。
そして茨田りつ子(菊地凛子)は、慰問先の鹿児島で終戦を知る。
一方、上海の羽鳥善一(草彅剛)は帰国出来るかどうかで不安に駆られていた。
予定の公演が全て中止となったスズ子たちは、東京へと。。。。
敬称略
作、櫻井剛さん
演出、盆子原誠さん
なんか、凄いねぇ。今作って。
アバンで終戦を一気に描いて、
OP後は、よくあるドラマのような描写をせずに、
丁寧に不安、不穏な状況を描きながらも、前向きな主人公たちを描いた。
それも、前向きな描写だけで無く。ちょっとした笑いまで盛り込んで。
特に主人公の“らしさ”が際立っている。
愛助「スズ子さんは、たくましいな」
スズ子「なに?」
愛助「さっき、いうてたやろ。生きてここにおるって」
せやけど、おかげで、背筋のびたわ
スズ子「そら、いろいろきにはなるで。おとうちゃん どないしてるやろ。
はな湯のみんなは、USKの仲間は?
羽鳥先生かて、いま、どないしてるんやろ、
せやけど考えてもわからへんし。信じることにした」
やはり主人公こそが“ドラマ”の「肝」ですから。
不安に駆られる描写や、不穏な状況を描きつつも。
主人公を際立たせるのは、新章の始まりとして、
そして今後にとっても、ホントに良いコトです。
それにしても、一気に描いたね。
それだけでも、もの凄いことなのに。
“次”への期待しか無いです。
“月曜”として、最高の始まりである。
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