内容
意識不明の状態の女性が発見された。身元を示すようなモノは無かった。
だが科捜研のマリコ(沢口靖子)らの分析により、
傷跡から事件性があると判明する。そのうえ、着用していたブルゾンには、
特殊な太陽電池が取り付けられてあった。
2年前にソリスラボというベンチャー企業が開発したモノだった。
マリコは土門(内藤剛志)らと、代表の花澤樹(前川泰之)のもとを訪ねる。
だが仕事が忙しく、話を聞いてもらえず。
研究員の平田まどか(ゆいかれん)によると、
花澤とともに会社を立ち上げた辻堂祥太(池田鉄洋)により、
2年前のイベント後に、回収済みだというが。。。。
辻堂は、花澤と対立し会社を辞めてしまっていた。
マリコ、土門らは、辻堂のもとを訪ねたところ。
被害者の身元が判明する。白崎美玖(大出奈々子)だという。
保険会社の契約社員だった。
関係者の話で、事件直前に、詐欺に遭ったと口にしていたことが分かる。
敬称略
脚本、松本美弥子さん
監督、柏木宏紀さん
事件自体は、基本シンプルだけど。
今回の事件。かなり捻っているね。
それも、奇を衒っていると思われても仕方が無いレベル。
おかげで、
今シリーズが、一種の“人情モノ”に近いモノがあるというのに。
かなり薄まっていて、科学捜査で楽しませようとしている感じだ。
まぁ、今までだって、こういうエピソードが無かったわけでは無いが。
今期は、どちらかというと、今回のような傾向が強い。
これをスタイリッシュと言えば、そのとおりだけど。
シリーズを見てきたファンからすれば、
“何か違う”と思われても仕方ないかな。
いろいろと考えてのことなのだろうけどね。
って。。。。え。。。!
この結末で良いの?
確かに、ドラマとしては悪くないけど。
一種の“刑事モノ”の今作としては、OKなのかな?
ほんきで、驚いたよ。