土曜ドラマ『正義の天秤』第1回
内容佐伯真樹夫(中村雅俊)弁護士は、保坂修(筧利夫)と接見をしていた。「全て、正直に話してくれますか」話を聞き終えた真樹夫は、突如、胸を押さえて。。。急死する。2週間後。師団坂法律事務所。シニアパートナーの西園寺(竹中直人)は、刑事部門“ルーム1”の廃止を、佐伯の娘で、“ルーム1”所属の芽依(菜緒)に提案する。すると芽依は、父は亡くなる前に、“ルーム1”の立て直しを考えていたと。ヘッドハンティング済みであることを打ち明ける。そこにやって来たのは、元外科医の過去を持つ鷹野和也(亀梨和也)だった。売り上げの98%を占める民事の“ルーム2”、企業法務の“ルーム3”それに頼らない“ルーム1”を立て直しを宣言するのだった。早速、鷹野たち“ルーム1”が担当するのは、釣りボート店アルバイトの被告・保坂修の案件。客を乗せたボートが転覆。客の居酒屋チェーン社長・倉橋龍一郎を溺死させた事件だった。通常なら、自分のいのちを守るための“緊急避難”が適用され、無罪に出来る案件ではあったが。。。。。鷹野は、芽依とともに、拘置所を訪れ、保坂と面会する。保坂と面識のある鷹野は、事件についての話を聞き始める。だが、聞き終えた鷹野は、芽依に、主任弁護人は自分が行うと告げる。“ルーム1”の面々により、関係者への聞き込みなどが始められるが、無罪に繋がる証拠が、何も見つからないまま。そんなとき、ようやく、無実の証拠となる動画の存在が判明する。だが、同時に別の場所を調査していた鷹野は、殺人の可能性があると示唆する。敬称略原作は未読。脚本、田辺満さん演出、片岡敬司さん久々に、“土曜ドラマ”の王道と言って良い、“弁護士モノ”ですね。今回は、初回と言うこともあって、キャラ描写や設定の描写が多いですね。ま、そのあたりは、仕方あるまい。。。。。キャッチボールは、いろいろな意味で、やり過ぎでしょうけど(笑)これは、ファンも向けという部分も含めて、悪くない。。。かな。ただし。そういう描写が多すぎて、このまま。。。。次回に続くのか?と不安になりましたよ。そこはともかく。エピソードだけを見れば、先が見えてはいても、一捻りもあって、悪くは無いです。奇を衒うわけでも無く、かなりオーソドックスな感じかな。個人的には、もう少し、派手でも良かったかも。。。と感じましたが。NHKだし。。。こんなところかな。