小学校の音楽会
今日は、下の子の小学校の音楽会だった。体育館は満員の父兄で、ビデオ席も観覧席も一杯。歩く場所も無い状態だ。熱心な「音楽ファン」が集まる中に130名の一年生たちが入場してきた。 一年生たちは、粛々と進むのだが、親たちはキャーキャーととたんに騒がしくなる。子供たちがヒナ壇に並ぶと、禁止されているフラッシュがあちこちで光る。 手を振る親たちに対して、子供たちは、じっと前を向いたままで、歌いはじめるのを待っている。一年生だと、まだまだかわいいものだ。家にいると大きく感じるのだが、体育館の中では、皆まだ小さい。 歌い始めると、オペラグラスの向こうで、かわいいお口が動いている。甲高い歌声に、体育館が親のツブヤキで揺れた10分間だった。