今朝の産経新聞・くらしナビに、「背中にきび」の話題が載っていました。
背中ニキビ、そんな病名?があったんですね。そういえば、患者さんの中にも、たまにそのような人が見られます。 背中がカチカチにこっている人や、脂肪体質でこりやすい人にできやすいみたいです。これらの一番の原因と考えられるのは、筋肉の血流が悪いことにも一因があるようです。
背中にきびの原因
背中ニキビができる原因は、「アクネ菌」という細菌であることが分かっています。アクネ菌は、顔などの毛穴に潜んでいる菌で、毛穴は背中にもありますから、皮脂が多く、血液の循環が滞りやすい肩甲骨のあいだ、その周辺の毛穴にアクネ桿菌が住みつきます。
本来、毛穴に古い脂肪が詰まっても、入浴やスポーツなどの発汗作用で流れ落ちてしまうものですが、汗がかきにくい体質や、運動ぎらいだったりすると、どうしても毛穴がつまりがちになります。 毛穴に汚れや皮脂が詰まった状態が長期間つづくと、皮膚が化膿し吹き出物が出てきます。
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「背中にきび対策講座」は大盛況、殆どが女性のなか、男性受講者も結構多いという
汗をかいたあとには菌も繁殖しやすく、背中にきびの原因になります。下着も化学繊維や、ブラジャーの締めつけも、背中にきびを作る原因になります。洗髪後のリンスをよく落とすことも大事。
背中ニキビの多くは、栄養のアンバランスで血が汚れ(酸性血=どろどろ血.高脂血症など)、運動不足などの血液の循環障害が主な原因です。 酸性化し皮下に停滞する古い血液をどんどん流してやれば、新鮮血と入れ替わって、吹き出物のもとになる「アクネ菌」も、綺麗さっぱりなくなってしまいます。
![c0016060_21152879[1].jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/b0acb28d6ebec7b8919494ff9d02fae3d12f9c87.61.2.9.2.jpeg)
カッピング(吸い玉)は真空状態で筋肉を吸引し、全身の血流をよくするとても気持ちの良い治療法です。約30分で2~3回の吸引を繰り返すだけで疲れが取れてきます。
つまり、薬など飲まなくても、血液の流れさえ良くしてやれば、老廃物が洗い流されて、きれいさっぱり治ってしまうのです。 血液の流れを良くするには、運動、スポーツが一番効果があります。それが面倒だという人は、お風呂に毎日入り血流を良くする。あとは体を冷やさないということも大事なことです。
「面倒なことは一切嫌い!、誰かなんとかしてぇ~」、という向きには、超簡単、楽チンな方法もあります。 手前味噌にはなりますが、カッピング(吸玉)が最高なんです。なにしろ30分ほど寝ている間に、すっかり疲れも取れ、背中がポカポカするほど血行が良くなります。治療を重ねるたびに、背中の吹き出物が消え、ツルッとした肌に変身していくのがわかります。
残念ながら、「背中ニキビ」のデータは取っていませんが、機会があったら、使用前使用後の写真をお見せできれば思います。わりと短期間に変化が出て、肌がきれいになってくるのがわかります。