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銀の裏地

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絵本の紹介と読み聞かせのヒント満載(?)育児録
幼児から高校生の4児の母、内職編集者でブックトーカー。子どもと本をつなぐ活動を市内各所で展開中。
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2010.06.28
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カテゴリ:乗り物
 どうしてバレンシアと言わないんでしょーか、F1ヨーロッパGP。
 平ぺったい抜きにくいつまらないコース設計のここ、また去年みたいに海と空がきれいなばっかりでつまんないレースになるんだろうと亭主殿とだらだら観戦していたら、とんでもない展開となった。やったね、カムイ!

 1周目に順位が多少変動した以外はパレードかなと思われたこのレース。10周だったかに順位を落として焦れたウェバーがコバライネンにつっかかって宙に舞い、ぐるりと空中で縦に1回転、壁に激突大破した。回っている最中(!)のウェバーのオンボード映像が流れる。背景の青空の美しさが妙に印象的で。まあ大怪我につながらなくてよかったけれど、ここのところウェバーは強引さが目につく。ベテランだし今季好調なんだから、もっと堂々と走ればいいのに。
 ともあれこれでセーフティーカー導入、ピットが大混雑している間にフェラーリがもたもたして3,4位につけていたアロンソが、マッサが大きく順位を落とす。こういうごたごたをいつも涼しい顔して通り抜けるバトンが4位浮上、独走ベッテルと追撃するハミルトンに続こうかというところで立ちはだかったのが、唯一ピットインしなかった小林可夢偉だった。いつもほぼ同じ順位で走ってきたザウバー勢、やっと2台の戦術を変えることにしたらしい。
 まあ適当なところでピットに入るんだろう、それまでハミルトンたちのスピードについていくことでいろいろ勉強してねと、まだこのあたりは私たちも呑気であった。しかし30周になっても40周になってもベストラップをがんがん出して3位をキープし続けるカムイ。そのうちどくだろうとカムイの存在を気にも留めてなかった他チームが次第に彼を意識し始める。簡単に抜くのは無理と割り切ったか、バトンはぴたりとつけてプレッシャーをかける。それにも負けることなくカムイは却って差を広げてみたりする。ベッテルとハミルトンが高速でリードする後をバトンに押されながらいつものペースよりずっと早く40周ほどを順位を守って走り続けたことは、それだけで賞讃に価すると思う。車の性能ではザウバーは上位陣に大きく後れをとるこの現状において、なのだから余計に。
 カムイが3位でなければ、2位のハミルトンのペナルティ消化のためのドライブスルーで順位は変動したのではと見る向きもあるかもしれないが、カムイの周回タイムは蓋をしたという形容にはあたらないし、バトンや5位のバリチェロらの走りを見るにつけても、結果がそう変わったとは思えない(大体バトン自身、抜くチャンスがなかったと言っているし、「可夢偉はいいペースで走っていた」と評している)。アロンソは怒るなら裁定でなく、自チームのピットの不手際と戦術のまずさを怒った方がいいと思う。大体アロンソ待ちで更に順位を落としたマッサはもっと気の毒だったんだからそちらへ気配りは無いの元チャンピオン。まあ相手がハミルトンでなければあんなに湯気を立てることもなかったかもしれないけれど。
 残り4周をきったところで遂にカムイがピットイン。リードの関係でいちばんタイムが気になっていたヒュルケンベルグがリタイアしたのを受けてのことだ。9番手での復帰。このタイミングはここで手をうつか、という感じにも見えて一気に守りに入っちゃったかなとかえって心配にもなったのだが(もう1周粘るかと思っていた)、これが結局は功を奏した。
 ラスト2周、タイヤがもうぼろぼろになっているアロンソをオーバーテイク! マシンとタイヤの状態さえ良ければ行けると自信を持ってアクセルを踏むことのできるカムイの心の強さ。怖いもの知らずというのとも違う、ハートは熱いがカムイの脳はクールだ。ああ、お願い、なんとか完走して!とテレビの前の私たちばかりが熱くなる。ベッテルがチェッカーを受ける。2位、3位、今8位だからあと何台、と数えながら応援していると、なんと7台目で白い車が入ってくるではないか。ええ、いつブエミまで抜いちゃったの!
 自分のタイヤの状態が有利に働いただけと謙遜しつつ、レース後インタビューの小林可夢偉の瞳は誇りできらきらしていた。おめでとう、カムイ!


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最終更新日  2010.06.28 12:11:52
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