生まれる前の話。
今日は婆さんの葬式でした。死んで6日間置かざるをえなかったので、顔が落ちくぼんで堀が深くなっていた。御焼き場で焼いてもらっている間親戚のおばさん達の昔話が聞けた。おじさん、おばさん達は婆さんの家で子供の間預けられていて、当初爺さんと婆さんはお饅頭屋をやっていたが、街が火事になり区画整理で今の場所に移ってお風呂屋を始めて、預けられたおばさん達はそのお手伝いをしながら14歳まで育ったと、言う。そんなに大勢の子供が居た時期があったんだなー。私が生まれた時はすでに預けられてたおばさん達は家を出た後。爺さんと婆さんの子供の叔父さん達しかいなかった。そうそう、音信不通の叔父さんは電話も解約されてて連絡が付きませんでした。連絡が付かなかった親戚は入院しているとのこと。何でも橋から身を投げ自殺を図るも木々がクッションになって一命をとりとめるが全身複雑骨折で一生寝たきりらしい。なんて言っていいやら・・。そんな話を聞いているうちに焼き上がった。妹の時よりあんまり骨は残ら無かったな。それでも骨壺に収まりきら無かったので袋に入れて渡してくれた。骨壺のサイズケチったから・・・。そんなこんなで無事に終わりました。ただ、誤算だったのはすべてセレモニーホールで出来たため、誰も家には寄らずにここ数日の片付けが無駄になったことだ。いや、無駄ではない!無駄ではないんだ!!