|
カテゴリ:有希乃路央
ひさびさに ” ハマの平成ひばり ” の名を轟かせる高校生歌姫 ・ 有希乃路央さんの、弘明寺商店街さくら橋月例ライヴを聴きに行きました。屋根もない文字通りの青空コンサートなので、天候不順で中止だったり他の予定とバッティングしたりで2か月ぶりのことです。この間のあまロスならぬ ” じおロス ” の辛かったこと!
桜並木の青葉繁れる弘明寺さくら橋。母の日の今日も、大好きなお母さんと仲良くセッティング。 いつも通り年配者を中心にギャラリーが集まる中、定刻の午後1時に少し早く、アイドリングを兼ねて 『 高校三年生 』 からステージスタート。そう、路央さんも今年高校三年生になったのです。といってもその存在を知ってからまだ1年、永く追っかけている周囲の中高年ファンのお歴々のように 「 すっかり成長したなぁ 」 という感慨まで抱けるほど聴き込んでいない筆者ですが、相変わらず華奢な体から発せられる全くブレのない美声に、本当にまだこれでも未成年なのか!という驚きすら覚えます。
続いて 『 真っ赤な太陽 』 で雰囲気を盛り上げ、『 ブルーライトヨコハマ 』 とつづけた後、「 今日は母の日ということで、全ての皆さんのお母さんに贈る気持ちを込めて 」 と、『 母さんの唄 』 を一節だけ、ア・カペラで披露。今、のびのびと歌える自分があるのは、その足元でCDをとっかえひっかえ、アンプを調整しーのという ” 黒子 ” に徹している母のおかげ、という気持ちがひしひしと伝わる名唱でした。 いつも二人三脚で。
ちょっと面白かったのが、『 オーシャンゼリゼ 』 を披露してくれたところ。路央さんは当然ながら教科書どおりの歌詞で丁寧に歌ったのですが、実はこの2日前に遠峰あこさんのライヴでも同じ曲が、歌詞も唄い方もブッ飛んだエキセントリックなヴァージョンで披露されており、その天と地ほどの差を思い起こしてしまい笑いをこらえるのに苦労しました。
” ひばりスタイル ” のお辞儀に、観客一人ひとりと握手。歌を聴いてもらえる感謝の心を忘れません。 「 暑いので、みなさん水分補給をしながらお聴きくださ~い 」。 歌っている間も投げ銭代わりの手土産が差し出され、それを心から嬉しそうに受け取りつつも迷いのない調子で 『 ひばりの佐渡情話 』 『 悲しき口笛 』 を完璧に歌い上げ、アンコールに 『 お祭りマンボ 』 を愉快に華やかに披露して、30分ほどの路上ライヴはおじいちゃん、おばあちゃん親衛隊の大喝采のもと大団円となりました。終演後ちょっとインタビューしてみると、やはり声楽関係に進学することを望んで大学のオープンキャンパスなどを覗いているそうで、” 心の師匠 ” が永遠に美空ひばりというのはそれとして大切にしつつ、実践の場での良い師匠に恵まれることを期待したいものです。 有希乃路央さんの出演情報はブログから。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[有希乃路央] カテゴリの最新記事
いつもお読みいただきありがとうございます。
一生懸命書いた甲斐があります。 これからも、路央さんの魅力ををもっともっと知ってもらえるようにレポートしたいと思います。 (2015.05.17 03:10:47) |