寒いカンクンとペソ安
今回のカンクンで何が印象的だったかというと、寒さとメキシコペソ安!!!この季節、アメリカやカナダから「避寒」に来る客が多いので、カンクンのトップシーズンにあたるのですが、パナマからはまるで「避暑」に行ったがごとく、寒かった日本で、暑い暑い夏休みにちょっと軽井沢あたりに行くととっても爽やかで涼しい、そんなイメージ?日差しはそれなりに強いのですが、乾季特有の強い風で、午後、ホテルの建物で日が陰ると、もうとても寒くて水着でビーチになんかいれない。それでもみんな、バスタオルにくるまりながらなんとかビーチチェアに寝そべるのだけれど、どんなにガンバっても4時にはギブアップ!で、部屋に戻り、熱いシャワーにホッとする・・・・・・、そんな感じでした。特に、暑いパナマから行った私たちは当初、ほんとうに寒くて寒くて、風邪をひくかと思いました~。プールの水も、海の水も驚くほど寒く、おかげで私も夫も、滞在中一度も水に入らずじまい。一度も水着をぬらさずじまい。な~にしにカンクンに行ったのだろう、ね因みにメキシコに住んでいた頃に行った、3月のロスカボス(こちらは太平洋側のリゾート)も同じく寒くて寒くて、なんとそこのホテルのプールは温水プールだった!!!そこに温泉のように浸かっていたのを・・・・・・、懐かしく思い出しました。ええ、カンクンのプールは「水」「水」、「冷た~い水」でございました。。。。。。まあ標高2240mの高地に位置するメキシコシティでは、この時期朝夕はコートに手袋、マフラー、フリース、というバリバリ真冬のスタイルなので、メキシコは北半球、ビーチリゾートもそれなりに寒いのだ~、とゆーことなのですが、ここまで寒い思いをするとは!!(まあ、真冬の日本から来てた人にとっては、暑く感じるのかもしれませんネ)で、もう一つはペソ安。私たちがいた頃(もう3~5年前!)は、メキシコ経済絶好調!だったのですが、近年ちょっと低迷気味・・・・・・、とは聞いていたものの、やっぱりこの夏以降のの経済危機で、ガタ落ちしたのでしょうか。今までだいたい、メキシコペソのレートはおおよそ、 10ペソ=1USドル=100円と非常に簡単に単純計算できる誤差の範囲でした。だからお買い物の際の計算も楽ちん。私たちが住んでいる頃もそうだったし、この夏、4か月前のカンクンでもそうでした。が、今回、12月30日のYahoo!ファイナンスでのレートは、 10ペソ=0.7USドル=65.6円と、約三分の二の価値まで下落していたんです!!!(ご参考:この日、1USドル=90.36円 でした。今はもっとドル安進んでる)もちろん、空港での交換レートはこんなに良くはありませんでしたが、カンクンのホテルゾーンで買い物をする時のレートは実際こんなものでした。たとえば、399ペソの値札のあるインド綿のサマードレス。私の頭の中では「約40ドル、約4000円」とはじきながら試着しているのですが、店員さんに計算してもらうと「30ドル」。え~っ!10ドルも安いの!?なんてお得!!という感覚に陥ったことは・・・・・・、言うまでもありませんが、これは観光客の立場だったから。これじゃあメキシコはタイヘンだろうなぁ~、と思うと、辛いです。因みにカンクンのホテルゾーンでは、メキシコペソと同じくらいUSドルが使えます。まあUSドルのお釣りにペソが戻ってきたりはしますが。同じく、スペイン語と同じくらい、英語が通用します。というか、明らかに外国人観光客な私たちがスペイン語を話していたりすると、ちょっと変な目で見られる気さえ、します。約40年前、外貨(というかアメリカ)を当て込んでメキシコ政府が威信をかけて作ったリゾートとはいえ、恐るべし~、です。因みに、メキシコシティでは、全然ドルなんて使えません。ご注意を。ショッピングセンター内の水族館入り口の水槽で沈没船にはまっている「見世物」ダイバーさん ↓カンクンにて。