＜購入理由＞
このライトノベルがすごい！で目についたから。
ああっ！ゴスロリも大好きさ！！

＜感想＞
ミステリらしいミステリと言っても、ミステリ専門じゃないから良く分からないけど、事件背景も、謎解きもなかなかの良作と言えるでしょう。
主人公がヘタレな割に必死に女の子を守ったり、庇ったりする所がベタだが、熱かった。っていうか、むしろかわいい。この健気さが、ショタ受けしそうな感じ、さすがは帝国軍人の三男坊。
キャラ的には、探偵口調で無愛想なんだけど、心の中は普通の女の子なアンジェリカが萌えと言えるのでしょうか？
このキャラクターたちでシリーズを続けていくのなら非常に楽しみです。
ミステリ小説の入門書と言えばちょうどいい作品なのではないでしょうか？
まあ、舞台が第一次世界大戦後のヨーロッパなので、貴族どもの台詞が偏見入りまくりだったり、主人公(日本人)が当時の日本男児風な所とか、オリエンタルな所が自分好み。
メイドは出てたけど、メイド服出ません・・・残念。

どうでもいいけど、地雷の中心で、ＬＯＶＥを叫ぶ富士見ミステリーというジャンルが良く分からないが、これは当りみたいですね。でなけりゃ、お薦めに入らないわな。

後書きから読んだら、ブルマ隊とかなんじゃそらって思うんですけど・・・。

ＧＯＳＩＣＫ－ゴシック－ 著者：桜庭一樹 出版社：富士見書房 発行年月：2003年 12月 本体価格：600円 (税込：630円)