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テーマ:映画館で観た映画(8381)
カテゴリ:映画
「ニュータウン物語」という映画を観てきました。
ドキュメンタリーの映画です。 たぶん、観たことのある方はとても少ないと思います。 本田孝義監督が故郷の岡山県山陽町の「山陽団地」を舞台に ニュータウンというものを撮った完全なるドキュメンタリー映画。 まず、ドキュメンタリー全般の特徴で、もちろん、たんたんと流れることは間違いない。 マイケル・ムーアのような流れのドキュメンタリーは少ないと思う。 結果から言えばこの映画はよかった。 でも、二時間近くはちょっとドキュメンタリーにしては長いかな。一時間半までに、できれば一時間少しぐらいにおさめて欲しかった。 監督は私と同年代。だから共感できた部分が多かった。 今のニュータウンを取材して、友達の話を聞いて、イベントなんかも開催してみて。 世代が同じなので、遊んでたものとかも一緒で、 友達が「ろくむし」やってたとか言ったときはなつかしくてたまらなかった。 かなりの確立で家にはピアノがあり、子供もたくさんいた時代で、お祭りなんかも盛んだった。 私もそういう時代に育った。 でもニュータウンは同世代が一斉に入ってきたので 今は高齢化が進んでいた。 私はニュータウン出身ではなく、昔ながらのところで育ったが、それでも状況は同じで、子供はいないし、高齢化が進んでいる。 なんかいろんなことを思った。 正直私は町内会の活動が好きではない。 もちろん、月番とかやったりするのだが、好きじゃない。 町内会は同世代の人は全くいない。 親世代ばかり。 このドキュメンタリーを見て思ったのは やっぱり世代が違うと考え方はかなり違ってくる。 親世代ばかりの人たちとの町内会はきついなということ。 しかし、世代をこえての交流は当然だし、それをやっていかないと未来には続かない。 頭ではわかっているけれども、やっぱり少し私の中では押し付けられるような感覚がある。 運動会なんかが盛んで、走りなさいと言われても、 私はスポーツは苦手。 それが町内会の行事だからといわれても苦手は苦手。 それこそ、楽器演奏だったらするわよと思ってもそんなものがあるわけじゃない。 岡山県はお隣の県。だから方言もよく似ている。 自分が育った環境、今をとりまく環境、なんかわかったこともたくさんあって、とてもなつかしさを感じ、いい映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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