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テーマ:映画館で観た映画(8381)
カテゴリ:映画
2004年ギリシャ映画
監督テオ・アンゲロプロス 主演アレクサンドラ・アイディニ 世界の巨匠アンゲロプロス監督作品。 孤児エレニの悲運な運命をたどる旅。 エレニは三歳の時に両親を失い、 育ての親と一緒に難民となる。 それから、数奇な運命をたどるエレニ・・・・・ その苦悩をたんたんと本当にたんたんと描く。 舞台は1900年代初頭。 世界の情勢は刻々と悪い方向に。 私はテオ・アンゲロプロス監督の作品が大好き。 現代の監督さんで(もちろん、すべての監督さんの作品を見てるわけではありませんが) こんなに芸術的作品を撮る人はいないと思う。 映画って本当にいろんなジャンルがあって コメディはコメディは好きだし、恋愛映画も大好き。 時には芸術的作品も見たい。毎回だと疲れるけどね(´~`ヾ) とにかく映像美という言葉もぴったりだし、 ものをいわせぬ芸術というものがある。 私は悲話、ハッピーエンドじゃないエンディングは ちっとも嫌いではないです。 そういう映画はそういう映画で大好きです。 ハッピーエンドも好きですけど。 ん・・・・・最初の五分。 うん、アンゲロプロス監督作品だ。 静かにゆっくり流れる美しい映像。 あれれれれれれれれれれ 悲運な女性を淡々と描いた作品なんだけど、 時代背景からいってももちろん、戦争関係あり。 説明が多い。セリフが多い。 あれ?あれれれれ? 結局、戦争時代にありがちな悲運な女性を描いた作品になってた。 ヨーロッパ映画はやたらとこの手の映画が多い。 なんかすごく普通の映画だった。普通という言葉は あんまり好きじゃないんだけど。 嫌いじゃないんだけど、 あれ?テオ・アンゲロプロス監督作品だよね?ん?本当に? 最後の手紙で唯一余韻としては本来の映画に通じるものがあったかもしれない。 でも、手紙全部読んだので余韻もなんか説明的。 「永遠と一日」や「こうのとりたちずさんで」の時ようなあの 言葉での説明の少ない余韻・・・・私はそのほうが好きなんだけど・・・・・ もちろん、悪い作品ではありません。 アンゲロプロス監督は世界に名だたる巨匠です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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