|
テーマ:おすすめ映画(4028)
カテゴリ:映画
「八月のクリスマス」の日本のリメイク版の予告を昨日初めて見た。
ホームページを見た限りでは、とてもよさそうな感じではあったんだけど、 やっぱり何か違うような気がした。 私の一番好きな恋愛映画は 1998年韓国映画 ホ・ジノ監督 ハンソッキュ・シムウナ主演 「八月のクリスマス」 「これからの十年この車だけでいい、という車のキャッチコピーがあったが、私はこれから十年恋愛映画はこれだけでいい、断言しよう」 これは私が八月のクリスマスを見る前に映画雑誌で評論家の方が書いていた論評です。 これがあまりに印象的で広島に入ってきたらすぐに見ようと決めていた。 でもあんまり期待するとはずれることも多いのですが・・・・・・ 結局、私も見て六年経ちますが、これ以上の恋愛映画には出会っていない。 きっとあと四年経ったぐらいでこれ以上の恋愛映画に出会えてるとも思えない。 ホ・ジノ監督は本当に天才だと思う。 韓国映画がブームになるずっと前のお話。 とても静かな静かな淡々と流れる時間・・・本当にゆっくりとした時間。 音楽もかなり印象的な素敵なゆっくりした音楽。 サントラはわざわざ韓国に友達がいる人に頼んで取り寄せてもらった。 話は全然意外性もなく、すぐに先は読めるし、ハッピーエンドでもない。 説明は少なく、言葉も少なく、俳優さんが本当にうまいと思った。 それで本当にせつなさがひしひしと伝わってくる。 悲しみもせつなさもこれでもかっていうぐらい。 何度見ても泣ける。いっぱいいっぱいいっぱいいっぱい泣ける。 泣きたいときはこの映画を見れば必ず泣けるから何回も見た。 日本の「八月のクリスマス」は山崎まさよし主演 だから主題歌ももちろん、山崎まさよし。 私は彼が嫌いではない。好き。 でもやっぱりあの映画には歌がないほうがいいと思った。 予告を見て、同じセリフもあるんだけど、 わざわざ説明的にしてるセリフもたくさんあった。 私は説明する必要がないことを余韻ではなくて、 セリフで説明してしまうのが好きじゃない。 俳優さんの演技、監督の演出などでそれを感じとる・・・・ そういうのが好きなんだけど、どうも少し違うかもしれないなって。 全く違う映画って思えばいいのかもしれないけど、 とにかく、もう似せていて、かなり忠実に近く作ってるみたい。 それだったらホ・ジノ監督の作品に近いものにして欲しい。 旦那に話したらそれだけ文句言いながら見るのかと聞かれた。 「八月のクリスマス」ってつく以上きっと見てしまうんだろうな。 でもリメイクって難しい・・・・・ オリジナルのあの素晴らしさをぜひもう一度伝えて欲しいと思った。 注意 これはあくまで私の感覚です。 映画っていうのは本当に難しく、人に進められてもおもしろくないものは本当にたくさんあります。 私はこの映画をすすめて、一番好きな映画だと言ってくれた友達もいましたが、意味がわからないと言った友達もいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|