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加島祥三の「受け入れる」という詩集を繰り返し読んでいる。というか、正確には朗読したものを何度も聞いている。
少しずつ、その態度に近づけているかなと思う。一見、不利だと思うことも、いったんはきちんと受け止めること。「始めの自分」を信頼すること。これは、本当に怖いし、勇気がいる。 でも、おかげさまで無事還暦を過ぎた。本当にありがたいことだと思う。これから先は、おまけのようなものだと思っている。守りに入る必要もない。 僕は、高校時代に大きな失敗をしたと思っている。信頼する勇気が持てずに逃げ出してしまった。受け入れる勇気を持てずに小狡く立ち回った。その後も、形や大きさを変え、何度も再チャレンジのチャンスを与えてもらってたんだなと思う。そのたびに、僕はやはり、逃げて、狡くやり過ごしてきたような気がする。 2年前、嫌でも受け入れ、向き合わざるを得ない事態が起きた。逃げたくても逃げられなかったのだ。本当に怖かったけど、結果は思いがけずオーライだった。この小さな成功体験が、僕を少しずつ変えてくれている。そして、この体験を与えてくれたのは僕の子供たちである。本当に感謝しかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.19 06:59:01
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