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2018.08.16
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カテゴリ:映画


ず~っと観に行きたかった映画・・・

「フジコ・ヘミングの時間」を観ました!

良かった!感動した、癒された、大満足!

そしてなんだか安堵したのです。

フジコ・ヘミングを初めて知ったのは、今から10年前位
と思ったら20年近く前だったのね!

NHKのドキュメンタリー・・・衝撃的でした。
そこには才能に恵まれながらも、片方の耳が聞こえなくなり
やっとの思いで海外デビューができるというその当日、
高熱から全く両耳が聞こえなってしまって、デビューは惨憺たるものとなり
失意の中日本に帰ってからも、貧困が続き・・・
猫はたくさんいたけど、家の中は暗く、
まさに瀕死のピアニスト・・・という印象だったのです。

しかしこの映画は、パリの自宅、明るくカラフルな
アパルトマンの部屋から始まります。
それを見た私は、「生活がすごくよくなったんだ」と
ホッとしたんですね。
彼女の現在の活躍を考えれば当たり前なんですが・・・

 やはりあのドキュメンタリー以後、彼女はブレイクしたのですね。

家はパリだけでなく、東京、ベルリンにもあり
アメリカのサンタモニカには別荘が・・
そして京都も古民家を買い取りリフォームしたり・・・

60代でやっと・・・認められ、生活も安定したのですね。
本当に良かった・・・と思いながら観ていました。

びっくりしたのは、弟さんがいて、俳優だそうで・・・
かなりインパクトがある方ですよ~(大月ウルフといいます)

80歳を超えているフジコさんですが、
精力的に各国のコンサートにでかけています。
時には身体的にきついときもありそれが耳に影響して
音の聞こえが悪くなるときもあります。

どの国でしたか、舞台上のピアノが「ひどい」と言っていた・・・
ピアノの調律師の映画「羊と鋼の森」をすぐ思い出しました。
 
フジコさんも言ってたけど
バイオリンなどは自分で持ち運べてチューニングも自分で
できますが、ピアノはそうはいきません。

ちゃんとした調律師がいない国もあるのかなぁ~
日本じゃ考えられない事ですよね~

しかし、なんでフジコ・ヘミングのピアノはこんなにも
人の心を動かすのでしょう。
彼女はいいます
「わたしのラ・カンパネラを他の人と比べてみて。」
その自信・・・
「わたしはだれかが歌うようにピアノを弾いています。
間違えるときだってあります」

心で弾いているからですね。
それはフラメンコに似ているなぁと思っていたら
ある評論家さんも
~フラメンコのギタリストや踊り手たちがいう
「ドゥエンデ」を思い出す~と書いてありました。
(ドゥエンデはひとことでは言い表せない魅力、魔力みたいなものでしょうか)

やっぱりそこに魂があるから・・・
生き様が感じられるからなんですよね、きっと。

それから、彼女の着ている洋服がアンティークで
とても素敵です。
ヨーロッパの街に似合います。
衣装も個性的で彼女しか着こなせない、
素敵なデザインと色彩です。

この映画で14歳の頃の絵日記が紹介されていますが
絵もとても上手で日本語と英語でとってもセンスよく
描かれていてびっくりします。

お父さんがデザイナーだったからその血もうけついでるんですね!

不遇の時代を過ぎ、60代で花開いたフジコ・・・
それは私たちに勇気を与えてくれるし
希望をやる気を与えてくれます。

猫や犬が大好きでいろいろチャリティーコンサートも
行っているところも好きです。

「いつまでできるか不安です」と正直に言うフジコさんに
共感しますが・・・
永久に今のままではいられない・・・
その儚さもあるから、なお魅力的なのかも・・・
と、ふと思いました。

あ、それから、超イケメンの青年たちが
彼女を支えています。
ふたりは男性同士のカップルです。素敵です。
ひとりはバリトンだったかな?歌手で(でもたばこ吸ってたな)
ひとりは楽器奏者だったかな?

ふたりがケーキを焼いてきてくれたり留守中の
猫たちの世話などをしてくれます。いいなぁ~~目がハート


 東京では、昨日行った銀座のシネスイッチしか、もう
やってなくて。。。ホントにみられてよかったです。

保険証などわすれてしまったけど、ちゃんとシニア価格で
入れてくれました。よかった~~、
どうみても、シニアだろ?ってか~?(笑)
方向音痴のわたしがなんとかたどりついて
先にチケットを買い、腹ごしらえに入った
レトロなカフェ「モナリザ」って・・・

もしかして友達と入ったことある気が・・・
サンドイッチがレトロな感じでおいしかった~~

     
      一つ食べちゃった後だけど






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最終更新日  2018.08.16 15:40:42
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