すばらしきチェコ その1
今回の旅行で満喫できて一番楽しかったのがチェコでした。大きく期待していなく、予想以上の楽しみの要素があったのでとても印象に残ったのだと思います。まずは、風景です。午後のパリからの飛行機のアナウンスでプラハはマイナス2度、と聞いてブルーになっていたのですが本当に寒かったです。覚悟はしてはいましたがそれ以上で、思考が停止しかかっていました。そして次の日起きてユースホステルの食堂で朝食を食べていたら外に白いのが見えてもしやと思ったら一面がっつり雪が積もってました。前日に兆候がなくてびっくりしつつ踏まれていない雪の中を歩いてビールの街ピルゼンに向かうために駅に向かいました。というどうでもいい前置きになってしまいましたが、そのピルゼンヘの途中の風景がとても良かったのです。曲がりくねった川沿いを走るのですが雪景色と謙虚な建物と川がとても情緒を誘うのです。写真は列車の汚い窓から撮ったのでのでノスタルジックになってますがまあ雰囲気は伝わるかなと。すでに前に写真をのせてますがチェスキークルムロフもプラハも雪が残っていて、白と建物の融合がすばらしく心に残る風景を拝むことができました。チェコはずっとどこかに占領されていたという歴史があって街を歩いてるだけでその陰気な空気をかんじとれるのですが(特にプラハの旧市街の広場)、その雰囲気と雪がとても似合うのです。ぜひ冬のチェコに訪れてほしいです。ただ本当に寒いし陽も短いので行動範囲と時間が狭くなってしまうので、一度目は春か夏に訪れて二度目は冬に訪れることを推奨します。次は食事です。パリの鬼高の物価のところからきたので僕のレート計算間違ってるのっていうぐらいチェコは他の西欧より物価が安いです。スタンドや売店で売っている100円200円のものはやはりそれなりなのですが、ビアホールは500前後、レストランは1000円前後でおいしいものが食べれます。写真のところはそこそこ高級な店みたいなのですが値段は全く高級でないので庶民的に感じてしまうほどでした。肉が3種類とチェコ料理の付け合わせ勢ぞろいのかなりのボリュームで1500円ぐらい(たしか)という大満足の夕食でした。ここはムハというところでガイドブックに載っていて、日本人はいーっぱいくると言ってました。そこではビール以外に白ワインも飲んだのですが、ドイツでおなじみのミュラートュルガウだったのですが、すんなりと口の中を通る飲みやすいけど軽すぎもしなく味のある、高級感はないけれど親しみやすく気軽に飲める良いワインでした。ぜひチェコ産のワインも飲んでほしいです。おみやげに買うほどではないのですけどね。フランスやドイツやベルギーだとふつうのレストランでもメインが12から16ユーロぐらいするのですが、チェコなら同じ値段でワンランク上の料理が食べれます。以前訪れた時にそれをわかっていたのでチェコで豪遊して他の国の食事は質素にしようと決めていました。チェコでの楽しみのメインのひとつでもあるビールも激安で楽しめます。500mlでも200円あれば飲めてしまいます。なので色んな種類を飲み歩いても全く痛手になりません。でもビアホールでつまみ食べないでビールだけ頼むととても安すぎて、これでお店は儲かるのかと心配になってしまいます。まあ安い分チェコ人は相当飲むのでやっていけるのでしょうね。これだけでもすばらしいのですがチェコの魅力はまだまだあります。それは次回に・。