名古屋、大阪計4杯のラーメンレポートです 遠征ラーメンのすすめ
では名古屋、大阪ラーメン日記です。名古屋一軒目は好来道場です。今回どこのラーメン屋に行くか調べるまで好来系というジャンルがあることすら知らなかったのでその大元であるこの店にぜひ行ってみたいと思いました。好来系については大崎さんが書いてますので興味がある方はごらんください。http://allabout.co.jp/gm/gc/216740/食べた結果期待していたよりおいしかったです。というかあまり期待していなかったのですが。他の清湯しょうゆとは明らかに違うコクが興味深いし嫌な部分もあまり感じませんでした。でも僕の最高!という域まではいかなくて薬膳をテーマにしたこの作り方だとこれが限界なのかなとも思いました。少しちぢれた太麺はモチモチしていて食感もよくて僕の好みでした。水分が多いからやわらかい食感ということもありますがもう少し茹で時間が短いと僕のドンピシャの好みの麺でした。高麗人参を使ったお酢というのも面白かったですがそういうのがなくても僕にはポイントが高い好きなラーメンでした。ここは遠くから来た人にはうってつけのお店だと思いました。東京でも食べられるような系統のラーメンだったらわざわざ地方に行って食べるならすごくおいしくないと満足できなくて納得できないと思うのですが、その土地でしか食べられないものだったらそこそこおいしければここまで来てわざわざ食べたという価値もプラスされるので満足できるのです。そういう意味では名古屋は好来系だと思いました。辛いものが好きな人には台湾ラーメンだと思いますが僕は辛いのは苦手なのでスルーしました。二軒目は如水です。青梅のいつ樹もそうでしたが、塩ラーメンで脂多めのこってりしたものは苦手みたいです。スープを飲ませてもらいましたがしょうゆのほうが僕は良かったみたいです。けっこうお客さんが入ってました。東京でも濃いラーメンは流行っているので地方は味濃いめというのは偏見かもしれませんがこういうわかりやすい味は受け入れやすいのだと思いました。大阪一軒目はカドヤ食堂です。去年今の場所に移転したみたいです。行ってみたいと思った店は遠い場所(時間がなかったので不可能なので)か休業日で唯一の期待がこの店だったので、はずしたらととても不安になっていました。でもそんな不安はふっとばす大満足で店を後にしました。丁寧に作っていて愛情がこもっているのが伝わってくるしょうゆラーメンでした。何度でも行きたいです。接客のお兄さんも心のある接客をしていたしすばらしいお店だと思いました。ここも大阪だったらおすすめしたいラーメン屋となりました。東京のラーメンで舌がこえている人にも十分通用すると思いました。絶品というよりは、夢中になってするするとあっという間に食べてしまうという系統ですが。個人的な感覚ですが遠く(駅から遠いということではなく地方遠征)で食べるのは醤油ラーメンが一番がうれしいのです。なんか郷愁もプラスするしホットできるのです。濃いのだとそういう気分にはなりませんから。そういう意味でも高山と白河は本当に好きなご当地ラーメンの土地です。二軒目は雑誌で気になった金久右衛門(きんぐえもん)なのですが、本店は日曜休業で、四天王寺にある支店が用事がある所から近かったのでこの店に行くことにしました。富山ブラックのような真っ黒なスープのルックスで、黒醤油プラスイカの腹ワタからの油という、ラーメン好きがに興味をひかせる大阪ブラックを食べました。そういうことを加味すると良いかなーとも思うのですが、でもまた来たいおいしいラーメンとはいえないかなーと思いました。でも機会があったら大阪ブラックを進化させたなにわブラックも食べてみたいなーと思いました。という命中率五割という大満足な二日間でした。地方でも二軒に一軒気に入ればもう充分です。三軒に一軒でも当たってよかったと思うぐらいですから。