ついに出発の日が来た。
今回は何日も前から出発ムードを漂わせていたのでびっくりはしなかった。
でも相変わらず慌ただしかった。

珍しく、早朝パリ着の便。
到着は現地時間で4:30頃で、真っ暗。
こんなに早くパリにやってくる観光客はあまり居ないみたいで、
いつも大行列のイミグレ（入国審査）もガラッガラだった。
あまりにスカスカなので、気味が悪いくらいだ。

しかし、いい事ばかりではない。
早朝のため、市内へ行くバスの始発がまだ来ない。
二人でバス停で待つ。室内なのが幸いだ。




バスが来たら、パリ市内まで。
リヨン駅そばの、前回も泊まったホテルにした。
さすがにチェックインは無理なので、荷物だけ預かってもらう。
ようやく身軽になりまして、初日のパリ観光へ繰り出します。



メトロの車両が新しくなってた！今までと違って、すごくパリっぽい椅子。

まずは蚤の市。ヴァンヴ。






こんなに朝早く来たの初めてだったので、店の品物を並べてるところから見れた。
素敵なトランプや鍵やフレームを見かけるが、聞いたところ、値段も相応で高い。
私はちょっと素敵で安いものが好きなので、残念だけど見送った。



今回はあんまりピンと来るものに遭えないのかなー　と思っていたら、
何やらかしこまった様子の古い懐中時計が目に付いた。
ちょっとレンズ黄ばんでるけど綺麗だね、と見てたら
どうやら黄ばんでいるのはケースの部分だったらしく、
そのケースの中からは綺麗なガラスの懐中時計が出てきた。
触っている内にどうしても欲しくなってきたので（触る＝危険行為）
４０ユーロと言われたのを３０に値切って連れ帰ることに。
勝手に自分の中で決めていた「蚤の市で一つのものに使ってもいい金額」ギリギリ
だったけど、これでいい。買った瞬間からもう嬉しかった。








あとは本、カード、鍵、小皿なんかを数ユーロで買って、雨が降ってきたので退散することに。


この足跡を追っていくと…



彼に会えました。


今回の旅の道連れ「リンゴ」嬢（本人希望による仮名）は、初ヨーロッパ。
というわけで、エッフェル塔にも行ってみた。
小雨だったり上がったりの天気の中、エッフェル塔の横の川では何かイベントが
やっていて、大勢の人が川を泳いでた！見てるだけで寒いが、彼らは楽しそうだ！


エッフェル塔の袂にはカルーセルがあります。確か両岸にあったと思う。


その後、凱旋門へも行く。


凱旋門にはシャンゼリゼから地下通路を通って行く。道の真ん中だからね。

この周り、鉄板パリルート。「パリに来た！」って一番感じられると思う。
証拠写真として凱旋門前に佇むリンゴ嬢をカメラに収め、シャンゼリゼを見て、
次はルーヴル美術館へ。
お昼ごはんはルーヴルのフードコートで食べてみた。
初めて来たけど、ここ大混雑。
うろうろ迷った挙句二人でキッシュを注文。なかなか美味しかった。


一度ホテルに戻ろうか、ということになり、2時ごろチェックイン。
やっと部屋に入れる。
さすがに朝早くから動いているので疲れていた。
二人とも若干まどろむ。ベッドで眠れる幸せ。




3時すぎ、「買い物しよっか」と再出発。
オペラ座へ。
地下鉄を出るとすぐ正面にオペラ座が見える出口から出る。
リンゴ嬢嬉しそう。ここでも証拠写真を撮る（笑）

そして、そこからパリの二大デパートへ歩いてゆく。

プランタンでは壊れるの覚悟でラデュレのマカロンを買ってみた。
（今年の箱が可愛かったので…！）

上の階でブラブラ、リンゴ嬢紅茶を買う。
外へ出てブラブラ、リンゴ嬢H&Mでパーカーを買う。
私もつられてルームシューズとか買ってみた。（３ユーロ）

ラファイエットでは日用品とかジャムとか食品を購入。
チョコも買う。私の「缶のジャケ買い」発動。


「技ありシュガー」が一押しの様子でした。ディスプレイがかわいい。

ここで、初めてフランスの人に「日本語で話しかけられる」！
『知り合いに「宇治のお茶」を買って行きたいが、このデパートにあるお茶はこれだけ。少し話せるだけで日本語は読めないので、宇治のお茶かどうか成分を見て教えて欲しい』
というものだったが、見知らぬフランス女子に話しかけられて、なんか感動だった。
残念ながら、その売り場には宇治の茶はなかったが…
はぁ。急がない話だったら私が日本から送ってあげたかったのに。

荷物が重くなったので、ホテルに帰ることにした。
リヨン駅の側でモノプリのエコバッグも沢山買う。4色もあったので大収穫。
夕食と朝食ににサラダ、サンドイッチ、ヨーグルトなども買う。

帰ったら9時で、もう二人とも疲れきっていた。
温かい風呂と、まっすぐ眠れる快適なベッド。疲れがとれます。
外は雨だったり、そうじゃなかったり。
明日は晴れるといい。

12時頃就寝、明日へつづく。




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＊出発は６日だけど、到着は７日の早朝。
というわけで、７日を旅の一日目としてます。
それなのに、写真には7/6と入れてしまった大誤算。まぁいいか。