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テーマ:生き方上手(688)
カテゴリ:クスリ・自己啓発
不安のしずめ方 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 人生の最大の敵は、「不安」である。それを何とかしのいで、少しでも楽に生きてゆくための、「心の習慣」をやさしく教える。 心の支えがないからいつも不安だ 自分の意見がなくて多数派にいる人と,自分の意見があるために孤立している人とでは,どちらが強いであろうか。 おそらく,その時点でのその組織の中での力は,多数派にいる人であろう。 しかし,長い人生で心理的挫折がなくて生き延びられるのは,孤立している人のほうである。 個人としての強さは,その組織の中での力ではなく,自分の意見があるがゆえに孤立している人である。 もちろん,ここで言っているのはいわゆる「うるさい少数派」と言われる人々のことではない。 認められようと行動して,幸いにも認められている人と,それほど認められていない人だが,自己実現型の人出は,どちらが強いか? 社会的にみると,強者に属するのは前者であり,弱者に属するのは後者である。 しかし,個人としてみると強いのは後者である。 迎合している人は,組織の中では時に優位な立場を占めるが,個人としては弱い。 個人として強いというのは,長い人生で心理的挫折が少ないということである。 別の言葉でいえば無気力にならないということであり,ノイローゼにならないということであり,憂鬱に苦しめられないということであり,物事に無関心にならないということである。 なによりも変化に強い。 復讐心で動いている人の弱さは,ここにある。 認められるためにだけ動いている人と,復讐心で動いている人の行動の動機は同じである。 迎合する人も,復讐する人も個人としては弱い。 自己実現型の人は,心の中に支えがある。 だから重苦しくふさぎ込むことはない。 心の中に支えがあるから,変化に立ち向かえる。 しかし,認められるためだけの行動をする人や,復讐心だけで行動する人は,自分の心の中に支えがない。 いつも不安である。 変化が怖い。 迎合で不安は増幅していく。 --------------------------------------- 程度の差こそあれ,認められたい思いは誰もが持ってる感情だと思います。 しかし,それを第一の目標に掲げてしまうと,どこまでいっても見放される,評価を下げられる不安と戦う必要が出てくるかもしれません。 自分は自分の信念に従って,正しいことをしているのだと思えれば,社会の評価が上がったり,下がったりすることに一喜一憂することもないかもしれません。 そうはいってもやっぱり自分の目標が,本当に自分にとって正しいのか,不安になることはよくあります。 自分に自信が持てなくなるときほどそういう状態になります。 そんなときは他人と話して,自分を客観的にみてみる必要がありそうです。 自分の内面ばかりに気を向けると,自分のことだけ,しかもマイナスの部分しか目に入らなくなりそうです。 他人の評価が気になっても,本当は遊びも仕事も自分がしたいことを適当にしてただ時間つぶしをしながら生きられたら幸せなんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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