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カテゴリ:学校
今週やっと前期の全講義が終わりました。
最後に無記名式自由記述アンケートを実施しました。 学校側が用紙を準備しています。 質問は1.よかったところ、2.変えてほしいところです。 匿名だから本音が出ます。 去年の反応はまちまちで、むしろマイナスの評価も多かったように感じました。 今年はおおむね高評価で、これは自分の講義スタイルを少し変更した結果と満足しています。 実は例年多い評価は、開始時刻を少し遅らせたことです。 1限の授業なので、どうしても出席率が低くなり、授業中の居眠りも多いです。 そこで開始時間を少しばかり遅らせることにしています。 他によかったところでは、 「資料がよくまとまっている」 「図の説明が詳しい」 「スライドがよく準備されて分かりやすい」 「ビデオを用いておもしろい」 「練習問題を実際に解く時間があり理解しやすい」 「テスト前の復習によりテスト範囲がわかる」 特にうれしかったのは、 「もっとこの学問を学びたいと思った」 「とても引き込まれる授業だった」 「基礎的なところから奥深いところまで知ることができた」 「身近なことを例にとっていて分かりやすい」 「学問的理論と自分の観念を混同せず学ぶべき要点がはっきりしている」 自分だったらこうすべきという意見を言ってまとめにしているので、これらが最後に伝わったようなら本当にうれしいです。 そして、履修生にとって、当該講義は一般教養に過ぎず、専門科目でも何でもありません。 苦手意識をもって受けてきた学生も多いみたいです。 そのイメージをいい意味で裏切ることができたのは大成功といえます。 変えてほしいところは、 「難易度が高い」 「ペースをもう少しゆっくりにしてほしい」 「ニュースからの具体例がほしい」 これは、開始時刻を遅らせた影響です。 90分まるまるいっぱい使って終わるように設定してあるので、どうしても早口になってしまったのかも。 時間内に終わりそうにないときには説明を端折ったりしたこともありましたが、調整は難しいですね。 あとは講義の内容からして、毎年その業界動向を追わなければならないので、情報更新が遅れてしまいがちになります。 結構がんばったつもりでしたが、理論と最新事情とのバランスも考えなきゃいけないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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