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カテゴリ:社会問題
付加価値をつけるための誤表示問題。
消費者にとって味の違いを認識しづらいにもかかわらず,出所の確かさをブランドとして認める傾向があります。 ブランド価値が認められる産地は非常に狭い地域に限定されます。 風評被害はコインの裏表の裏の部分です。 不確かな情報をもとに買い控えが起こる産地スケールが大きく取られます。 この間、大阪市の料亭「船場吉兆」(廃業)の牛肉産地偽装(発覚07年)、同市の米穀加工販売会社によるカビが生えるなどした「事故米」の食用転売(同08年)など数々の食品偽装が摘発され、09年には消費者庁が発足した。 読売新聞 10月27日(日) 消費者にどう品質の良さをアピールするかが高級品訴求の市場では求められます。 一方で経営の観点からは利益追求のための経費節減が求められます。 通常高級品訴求市場では高い粗利率の割に高い販管費率のために差し引く営業利益率は低くなってしまします。 一企業が複数の事業部を傘下に持ち,複数の市場をターゲットとする場合,それぞれの市場に対応した組織の利益構造をしっかり見極めなければ,低価格市場に対応したローコストオペレーションのみを優先しがちになるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.10.27 11:28:41
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