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カテゴリ:ドラマ
★『 平清盛 』 NHK総合 (日曜20:00~) http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/ どこぞの知事が、「画面が汚い、暗い」とクレームをつけたの、つけないので話題になっているが、私的にはど~でもいいかな。 歴史ものとは言っても、どうせ99%以上フィクションなんだから、やたらと「埃っぽさ」だけ、リアリティ求めてもしょーがないような気もするし、それくらいしか、時代を古く見せる術がないのだろうか…という同情心も起こる。 平清盛なんて、未来が無いと分かっているヤツなんかつまらない…という意見もあるだろうが、考えてみれば、日本人が大好きな信長や秀吉だって、実質、一代限りだ。 古すぎて史料に乏しい分、ストーリーも捏造天国なんだから、いくらでも面白くしようと思えば出来るはずだ。 ただ、これだけ、ネットや歴史オタクが発達・増殖してしまうと、「史実」から余りに外れると、黙っていない人も多い。特に、「大河ドラマ」の場合は。 本当は、古代の歴史ドラマなら、天皇家の話を正面からやった方が、よっぽどドロドロと面白いものが出来るだろうが、未だ大河で実現しないのは、色々うるさい人が多いからだろうか? 今回の清盛だって、劇中での「天皇の呼び方」ひとつで、ガミガミ批判する視聴者が出ているようだし。 いっそ、『 日出処の天子 』(※)でもやったら、話題性には、事欠かないぞ~。 (※)山岸涼子による漫画作品(1980~84年 連載)。 厩戸王子(聖徳太子)と蘇我毛人(蘇我蝦夷)を中心に、主人公である厩戸王子が摂政になるまでを描いた。 国内古代史上、最も有名と言っても過言ではない聖徳太子ですら今や「存在しなかった説」が出てくる位だ。 「歴史」や「史実」というものが、如何に脆いものであることか。 …と、一見、『平清盛』を庇っているように見えるかもしれないが、とりあえず、今のところは、家事でもしながら横目で観ているものの、大して面白そうではないし、清盛役の松山ケンイチにもあまり魅力を感じない。 清盛の薄汚さを見ては身体が痒くなる気がするし、鳥羽上皇(三上博史)のなまっちろい顔を見ると背筋が凍る。 よくよく考えたら、別に観なくてもいいかな…と思い始めているところだ。 <関連日記> 2011.9.4. 『へうげもの』に見る、歴史の真実
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最終更新日
2016年10月11日 23時54分02秒
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