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カテゴリ:駅からハイキング
北海道稚内市レポです。ONSEN ガストロノミーウォーキング in 稚内。開基百年記念塔から降りて、稚内公園内のタロ・ジロの店に向かいます。ソフトクリームが、サービスなんです。下りヨイヨイ。ソフトクリームがあると聞くと、ルンルンです。
3軒並んでいますが、一番左端の店がタロ・ジロの店です。受付でもらったソフトクリーム券を握りしめて、店のカウンターへ。 実はこのソフトクリーム。タロ・ジロの店か、ゴールの副港市場、どちらかで引き換えなんです。宗谷のアザラシさんが、こちらがオススメって、教えてくれたんです。 稚内牛乳という、稚内ブランド。稚内だけのプレミアムソフトクリーム。 量はハーフなんだけどね。 稚内の市街地と海を眺めながら、外でいただきました。ミルク感が濃くて、美味しい! ここまで来る途中の風景も良いんですよ。エゾシカの群れに、バッタリ出会ったし。 さて、タロ・ジロの話です。映画「南極物語」をご覧になった方はもうわかると思いますね。タロとジロは、稚内で生まれた樺太犬の兄弟犬でした。この稚内公園で、犬ぞりの訓練を受けて、南極観測隊の犬になったんです。 南極観測樺太犬訓練記念碑 昭和31年の第1次越冬隊とともに昭和基地にタロとジロは居ました。第2次越冬隊が乗る南極観測船「宗谷」は、悪天候で難航。第2次越冬隊の先発隊3人は、昭和基地に到着したものの、悪天候で引き返すことになりました。この時に、タロとジロを含む15匹の犬が置き去りになったんです。 生存は絶望視されていました。翌年の第3次越冬隊のヘリコプターからタロとジロの2匹の生存を発見したのでした。 稚内公園の樺太犬記念碑からタロ・ジロの店を望む 奇跡の生存で全国に感動を与えた、樺太犬タロ・ジロのことを思い出す場所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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