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憑狐の九十九市

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九十九堂狐屋

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2023.01.24
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いわくつき魔族教師と天使候補生 (MF文庫J) 文庫 2018/7/25
柳実 冬貴 (著), Xin (イラスト)

【あらすじ】

人間と魔族が争った泥沼の月蝕戦争―その長き戦いを終結に導いた魔族の英雄メギストスは、なぜか教師として人間側のアザゼリック魔法学園に赴任することに。完全アウェーに赴くため教師指南書を読み込み、事前準備は万端。最高の教師として一歩を歩みだす―はずだったが、「使えないから」と教科書をゴミ箱に捨て怒られ、良かれと思い調査した生徒の秘密を暴露してドン引かれるなど、魔族としてのズレた価値観ゆえ、やることなすこと全て裏目に出てしまう。「何故だ…!?」それでも彼を慕う英雄の娘アテネらに助けられ、魔族ならではの指導が落ちこぼれ生徒達に奇跡を起こしていく―!?

【ひとりごと】

人間と魔族の戦争が終結して、見せかけの平和の世が築かれ、そんな中、魔族側の英雄が平和の一環として教師として人間の魔法学園へ。感情の起伏も人間の常識もある意味変な方向に欠如している魔族教師が、アウェーな状況下で魔族側の召喚魔法のやり方を教えていくという感じ(*´ω`)なお、人間側の英雄の娘がヒロイン_(:3」∠)_
というわけで、なじめるようにヒロインちゃんと魔族教師で奮闘していく。
とはいえ、戦争終結して間もないため、憎悪渦巻く感じ。5年程度では事後処理等が限界である。事件は起こり、解決して終わり。

評価は普通以上ぐらい。
物語はひきこまれるが、ラストの主人公はあんま共感できない。鍵となるのは色々と重いんだぜつらいんだぜと語ってる割には使用していて、最後はかっこつけながら止めるけれど、ほかにも方法あるだろうにといいたい_(:3」∠)_いやまあ、展開的に理由的に問題ないといえば問題ないのだけれど、なんかこう、こういう展開にしますよって感じでちょっとついていけなかったなぁ。ここだけ都合よくキャラ動かしたような感じがするお。




【中古】いわくつき魔族教師と天使候補生 (MF文庫J)





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最終更新日  2023.06.06 11:47:19
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