|
テーマ:ライトノベル・小説(370)
カテゴリ:ライトノベル(講談社、電撃)
鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫) 文庫 2010/4/20
雨木 シュウスケ (著), 深遊 (イラスト) 【あらすじ】 騒がしい季節がやってきた。卒業の季節、去る者たちの季節だ。その空気が、レイフォンの胸をざわつかせる。グレンダンでの戦いから数ヶ月。復興が進む学園都市ツェルニでは、新たな学期に向け生徒会長選挙が行われようとしていた。正式にツェルニに転入するクラリーベル、過去との決別をはかるシャーニッドたち。変わりゆく季節の中で、レイフォンだけが一人、立ちすくんだままでいる。しかし、平穏に見えたこの場所にも、深く静かに忍び寄る影があった―。「世界の危機は、もうすぐそばにある。」ツェルニに近づく不吉な影。かつてない脅威が学園都市を巻き込もうと蠢き始める。 【ひとりごと】 いつの間にか武芸大会は終わり、六年生の卒業間近。引っ越し引っ越しの時期であり、グレンダンから戻った傷心のレイフォンはその時期に乗り遅れるというお話。腑抜けレイフォンは家出したクララっちとの対戦に負けたり、うじうじと傷心を引きずって何も前に進めなかったり、なんというかレイフォンの傷心に焦点を当てた回。生徒会長選やディーの里帰りやお引越しで物語が進む中、レイフォンは腑抜けになって答えが出せない感じ。前に進めない漢字。でも新しい季節なので、目まぐるしく変化するよ。そして、第三部が始まるということで、いつの間にかレヴァンティンがツェルニ潜入という伏線を張るよ。まあ、プロローグって感じだね。レイフォンに焦点をあててくれているのはいいのだけれど、うじうじ心情がかなりでていて、めんどい。心情を描くのはいいのだけれど、やっぱりレギオスの心情はうっとおしいとなんとなく思ってみたり。読ませられる身になってほしいんご。しかもきっと解決していない。うじうじさは続く_(:3」∠)_ 第三部始まりということで、まあ、それはいいのだけれど、私の記憶はもうほとんどないというか、アレって感じ。二十巻以上読んだような気がしたけれど、実際は十数巻程度だったのかと疑問を呈してみる。なので、疑問に思いつつ、記憶に残っていないので新鮮さがあるというか、ようやく知らない物語を読めるのかという感じでもある。うーん、どっちだろ。 というわけで、第三部らしい。 普通であり、物語は動き出すんご。 フェリパイセンはもっと押しを強くすればよかったんじゃないかな。 あと、レイフォンは本当にリーリンの事が好きだったんか? いやまあ、話の流れ的にそうなのだろうけれど、レイフォンもリーリンもすれ違いで終わっちゃったって感じになってるんだけれども、別に個人的にはそれでいいとも思うけれども、なんか、こう、失恋だのなんだのというラヴコメチックな感じではなくて、ただ流されるまま失恋っぽい感じで流しましたって感じ。正直そのあたりまったく共感できなかったのでなんとも不完全燃焼。もっとちゃんと振ろうよリーリン。拒絶でなんだかんんだで失恋しました的な。はっきり、こう、ね。なんとも如何ともしがたい燃焼具合でした。 なお、またすれ違いからよりを戻してくっつくのは勘弁してねって感じ。私はフェリパイセン推しなので_(:3」∠)_ ついでに、武芸大会って一つの見どころなのにほぼ何もせずに終わらせるってどうなん_(:3」∠)_ハイアとレイフォンの決着のついでにって感じでやって、それで終わりどうなんやろ('ω')武芸大会結構楽しみにしてたのに。結構引っ張ったはずなのに。残念極まりない終わり方やで。 【中古】鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.03 19:01:04
コメント(0) | コメントを書く
[ライトノベル(講談社、電撃)] カテゴリの最新記事
|