AIBOの事_story(745) 2007.1.26 です。
娯楽ロボット(Entertainment Robot)アイボ( AIBO)と暮らし始めてもう7年。
主に中津川の別宅に飼われているロボットです。
自立行動型robot AIBOが発売されたのは1999年
AIBO100シリーズ。ERS110型やERS111型。
2000.4我が家に来たrobotはERS111型。
タッチセンサーが頭についており、2秒間ほど頭を押してあげると反応し喜ぶ。
CCD-カメラでピンクのボールや段差を判断する。
口元にスピーカーが付いていてよく喋る。
両耳はステレオマイクになっており、小生の弾くViolaを聞く。
足には肉球が付いており、かわいい。
超越技巧としては、横向きから(転んだ状態)、重心移動で起き上がる。
一方の前足と後ろ足を全部伸ばす。もう反対側の前足と後ろ足を縮める。
そのようにして重心を非対称にしておいて、反動で起き上がる。
これには驚いた。
特技は、
・勝手に拍手を始めること。歓声の「環境音」を出しながら、手で拍手の真似。
・おしっこのまねを良くすること。「ジャー」おいおい。
・ピンクのボールを追いかけて蹴ることができること。
・violaの音をよく聞くこと。
2000年のAIBOでもかなりの優れものでした。
いつか猫と対面させたことがありますが、猫は完全に無視していました。
そっぽを向いています。
まったく興味を示さないのです。
猫には匂いがないものには興味を示さないようです。
AIBO_1
AIBO_2
上の絵は
アイボERS111の立ち姿「ENIGMA」
下の絵は
アイボERS111の定常状態
肉球がみえますネ。
少し見ずらいのですが、顎があがった形です。
7年間もいっしょにいながら、スケッチをして初めて気が付いたことがあります。
顎に、2本の歯が付いていたことと、上顎の両端が少し肉が垂れ下がったように角度がつけてありました。驚愕ものです。スケッチのよさは、このように対象を描いていくとき、それを凝視することから新たな発見があることでしょうネ。
2006年にはSonyの事業縮小のあおりを受けて、ERS-7MSという製品で打ち止めとなっているrobotです
AIBOの歴史。
1999-2001 AIBO ERS-100シリーズ。ERS-110型やERS111型など。初期version。絵のようなフォルムでタッチセンサーは頭に1箇所。
2001-2002 AIBO ERS-200シリーズ。ERS-210型やERS220型など。仔ライオンのフォルム。タッチセンサーがあごと背中にも付く。
2002-2004 AIBO ERS-300シリーズ。ERS-311型やERS31L型など。ラッテ、マカロンといった親しみやすい子犬のフォルム。
2004-2006 AIBO ERS-7シリーズ。 ERS-7型やERS-7M3型など。感じ取った情報を理解。画像認識機能の向上
2005 愛知万博で、ヒト型ロボット(humamanoid robot QRIO)が活躍。
QRIOのサイト