Tyhoon Hagibis(No.19)、Smartphone remote tracking_ story (4414)20110.10.12The Japan Meteorological Agency has issued heavy rain emergency warning for many parts of central and eastern Japan.Our Kanagawa Pref. is also highest level on the agency's 5-step scale. From Saturday to Sunday , the large and violent Tyhoon Hagibis(No.19) will attack eastan Japan. It's More dangerous than the Faxai(No 15). How much wind speed will it be? At around 6pm on Thursday,a maximum wind speed of 141 km per hour was observed on Chichijima.
There is no sorrow if prepared,complet preparations for tyhoon is necessary.
I bought some 10L of drinking water at the new supermarket. By the way, what is the difference between long-term storage such as 5 years and ordinary PET bottles that have only 2 years? The contents are the same and the container is strong.
Wooden construction is dangerous if the typhoon is an intense below 945hPa (hectopascal), Should be evacuated to a sturdy building. This is a comment of a person from Kagoshima
土曜日午後6時ころ、超大型台風19号が伊豆半島に非常に近づいてきた。土日が大荒れの気象となろう。先般の15号どころの話ではない。いったいどれほどの風速となろうか。備えあれば憂えなしである。
飲み水を10Lくらい新しくできたスーパーで買いそろえた。因みに5年といった長期保存用と2年しかない普通のペットボトルとの違いは何であろうか。内容は変わらなく、容器の頑丈さにあるという。
1日1人3Lとすると2人では1.5日分にしかならない。台風が来なくても近日中に飲んでしまいたい。
台風が945hPa(ヘクトパスカル)以下の強烈な台風であれば木造は危ないという。頑丈な建物に避難すべきである。というのは鹿児島出身者のコメントである。
刻々と新しい情報が飛び込んでくる。荒川と多摩川が危険水位に達したという。台風上陸前にこのありさまである。いったい今からどうなることやら。2019.10.12 pm6:03
■今週の1枚 千鳥大橋から川崎臨海工業地帯を眺める
千鳥運河 と 夜光町。千鳥橋の陸側の交差点角にノーベル化学賞の吉野さんが関連した旭化成川崎製造所がある。
目次
徒然の記その1 子供園の運動会
徒然の記その2 定期演奏会 GP→本番→再度東府中へ
徒然の記その3 はとこと孫
徒然の記その4 映画「蜜蜂と遠雷」
徒然の記その5 マルチ人間
徒然の記その6 Violaの弓の張替え
徒然の記その7 珊瑚の会と台風19号
徒然の記その1 子供園の運動会 20110.10.5(土)
■東高円寺にある幼稚園で運動会。都心のど真ん中の芝生でのリレーや駆けっこ。ドギモを抜いたのがその入場行進。それぞれ "ひと芝居" 打ちながら登場門から入ってくる。普通の行進の子もいれば、腹這いで進む子、側転しながら進む子など。
孫の前までは、匍匐前進のように芋虫のように列になって進んでいた。本人は違うのを考えていたようだ。しかし勇気がない。気後れがしたのか、普通歩きで進んでしまった。
徒競走では1位を目指したのに、3位で落胆したようだ。この時の地上温度は37℃。危険な暑さである。ダンスなど室内でできる競技は、体育館で行うように順番が変更されており、10時ころから移動。民族大移動のように父兄や児童が体育館に移動していく。
年中組が行ったハワイアンのダンスでは一緒に踊った女子に振り回されそうになっていた。体力が違うのか? 逞しく育てとエールを送っておいたが。
12:00に終了したその足で橋本に戻り、本宅マンションでViolaを2時間ほどさらう。その後GPの会場へ。府中の森芸術劇場どりーむホール。
徒然の記その2 定期演奏会 GP→本番→再度東府中へ 20110.10.5-6-7(土、日、火)
■GP(ゲネプロ:Generalprobe。演劇・オペラ・ バレエなどで、初日公演の前に行う総げいこ)が、オケの本番を翌日に控えた土曜日の19時から演奏が始まった。ラクビーの宮崎合宿や北海道合宿は血ヘドを吐くような合宿の後の連勝だったが、それに似て指揮者 稲垣雅之氏の練習は微に入り細に入り厳しいもので、21:40近くまで練習。あとで指揮者が言っていた。苦しい練習は、あとで後悔したくないためのものであるという。それにしても夜はだいぶ遅くなってしまっている。
小生なんか、最終バスに間に合わない時刻となってしまっていた。こんなに本番前に直前に練習したことも稀である。
■帰途の京王線が騒がしい。WorldCupラクビーのPVや試合観戦などで、お祭り騒ぎが府中駅や飛田給駅などで繰り広げられた。さらに愛知県の豊田スタジアムでのサモア戦に連勝したということもあるが、新宿までの各駅停車は日本人サポーターと外国人で超満員である。彼らは調布で特急に乗り換えれば新宿に速く着くことも知らずに騒いでいる。中には歌を大声で歌う。こんな騒がしい集団は、日本には居ない。
家に帰りついたのは22:50頃。朝ドラの「スカーレット」が9/30(月)から始まっている。子供時代は見逃せない。先の「夏空」もしかり。子役が傑作なのだ。10/10(木)に15歳になった主人公戸田恵梨香が登場するまでは何としても毎日観たい。
女性陶芸家川原喜美子(かわはらきみこ)の人生を描いた物語の9歳から始まる苦労は、川島夕空(ゆあ)が演じている。これが実に健気(けなげ)な少女役としてしっかりものを演じている。これを観てから就寝。
さて、翌日のリハーサルは10:00から曲順を逆にして行われた。昨夜からハープ2本が加わり完全な編成となって、曲を仕上げていく。12:20まで練習。これも初めての経験である。なかなかの密度と集中力である。指揮者とコンサートマスターの至近空間に、音のエネルギーが集まっていく。コンマスより早く出ない!などの0.001secくらい間合いを保ちながら曲は進行。どの曲も色彩豊かで、表現の仕方は無限。
そこに時間と、温度と、風が加わり、曲が膨らんでいく。お客様誘導係として12:40には会場外に立たねばならない。以前この間にトラブルがあった。なんと演奏会や結婚式にしか履かない靴の裏底が剥がれて歩くたびにペッタンペッタンと音を立てる。すわ大変と近くのコンビニに走り瞬間接着剤を底に塗る。くっつけてまた走る。「最後尾」プラカードを持つときにはすっかり靴は修繕を終えている。
その後何のトラブルもない。今回はその同じ靴である。自前の修理で何年も持つというのは素晴らしい。小雨がパラつく程度。しかし天気は持ちそう。屋内折り返しのことも考えて先頭列からして少し前に詰め気味で並んでもらう。熱心なファンはすでに12:30頃から列をつくっている。すこし晴れてきた。このまま館外へと列が続いていく。最も混む時間帯は13:20-13:30.
みんなこの時間に狙いを付けたかのように方々から集まってくるのだ。その時間には開場が行われ、列が動き出す。動いている列に到着する大勢の人たち。列は縮小されていくが、きっちり最後尾に並んでもらう。13:40頃には列が解消。あとは14:00まで受け付け係りの人達にまかせて、ステージ横に駆け付ける。チューニングをして、舞台袖に集まる。13:55 1ベル。14:00オーケストラ入場となる。
何年か前から、ステージに登場後は、席には座らずコンマスが入るまでは全員が立ったままである。ドアマンが各扉を閉める。指揮者が入ってきて演奏が始まる。ざわつきは潮が引くように静かになる。しわぶき一つ聞こえない。3曲とも静寂のなかから音楽は始まる。緊張の一瞬である。手があがり楽器を構え第一音が紡がれる。ここの呼吸が大事。客席の入り具合で音の吸収力や音響が違ってくるが、指揮者-コンマスという空間へ音を集中させつつ、楽器を上に持ち上げ音が客席に飛ぶようにする姿勢は変わらない。
ホールの持つ絶大な音響効果を味方として、楽器が一番鳴る位置に当てがった唇や弦からかすかな音が出ていく。それにエコーのように最弱音でティンパニーなど打楽器がドドドと連打して呼応していく。Largo ♩=52の遅いテンポで曲がスタートした。34小節目からは、Allegro agitato-快活に速く、興奮して-二分音符が88と5倍ほど速くなる。オペラのドラマが展開されていく。なかなか激しい音楽である。こんな調子で、本番の音楽が始まった。
曲は 指揮 稲垣雅之
・ジュゼッペ・ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲--Giuseppe Verdi:Sinfonia-I Vespri Siciliani
・レスピーギ:ローマの噴水 Ottorino Respighi:Poema Sinfonico Fontane di Roma
・シベリウス:交響曲第5番 Jean Sibelius:Symphonie Nr.5
万雷の拍手を受けてのアンコールは
・シベリウス:アンダンテ・フェスティヴォ Jean Sibelius:Andante fesrtivo。
アンコールの曲は、指揮者一押しの曲である。2013年ネーメ・ヤルヴィ国際アカデミー(エストニア)に受講生として参加した折り、この曲と出会ったという。息子のパーボ・ヤルヴィー(Paavo Järvi, 1962 - )は現N響の主席指揮者(2015-、頭がつるっ禿の超有名な指揮者)。ネーメが、国際アカデミーの席で、突然指揮したこのアンダンテ フェスティーヴォ。さめざめと泣いた受講生もあったほどの凄い演奏であったという。
本日のお客様の感想文の中では、一番良かったとの声もあった。弦楽合奏の曲である。
■比較的早く、15:40には終演。16:30からのレセプション。今回はこのレセプションにフル参加で最後まで在席。指揮者が練習中に話していたフィンランドの「嵐」に共感したturbo717がドイツでも同じ経験をしたという話をティンパニ奏者らと立ち話などをしていた。「田園」ではティンパニーが破れるほど叩いて欲しいと懇願しておいた。酔った席であるが聞き入れて貰えたかしら。将来「田園」を演奏することがあったらぜひやってもらいたいものである。
■後日談・・お酒をたんまり飲み過ぎた。
お酒が入ると碌なことはない。調布駅の手前、武蔵野台あたりで、聴衆の知人たちが二次会の席を変えて調布で飲んでいることを察知した。19:00前でまだ早い時間である。まだ居るなら合流したいとmessengerで伝えた。
しかしここで寝込んでしまったようである。東府中から電車に乗った小生。ここですでに演奏会の服を入れたスーツケースをホームの椅子に忘れている!
電車は調布に止まった。そこで目が覚めたのであろう。飛び降りたのだ。ここで悲劇が。
ホームに降り立ってすぐ身の回りをチェックし始めた。あろうことか、スーツケースも最重要物件のスマホもない。あれだけ紐を付けておかなくてはならなかったスマホ。どうも座席に置き忘れてしまったようだ。
駅の改札で「19:03到着の新宿行の普通。後ろから3両目くらいの優先席に忘れた!」と申告。そこで駅員。その電車が進む方向の止まる時間帯をチェックし始めた。サッカー観戦客で3分ほど遅れていることを時刻表から修正しつつ、可能性のある駅に伝令を飛ばしてくれた。
電話対応ではまだ届け出は無いという。最近セキュリティーを外し、だれでも見れる状態にしてしまっているスマホ。万事窮す。
■リモート追跡
改札を出て、カミさんに電話。「またぁ~!!」と第一声。Garaxyのリモート追跡サービスを立ち上げてもらいスマホの現在位置を探ってもらう。あぁ、こんな時パソコンの反応が遅いのが困る。
カミさんの息遣いが聞えてくる。「まだぐるぐる輪っかが回っている!」と。検索を開始していたようである、全世界をサーチしているのである。回答があった。「今「八幡山駅」のようよ。」と。駅の構内か、外なのかはわからないという。
矢印が動いているようであれば誰かが持って歩いていることになる。調べると15分置きに、電波がある位置を記録しているという。最後に電波が途切れた(Power onで機内モードでない状態の最後の)場所が分かる仕組みである。当方のは、会話途中であったため当然インターネットが使える状態でスマホを置き忘れているので現在位置が「八幡山」であるのは間違いはない。
駅の事務室にその旨を伝えると、先方もその駅で預かってくれているという。親切な駅員もいたものである。調布からの伝令にそってホームまで駆け付けてくれたようである。
20:30にはスマホが手元に。二次会をしている人たちはどうなったのであろうか。一旦小生が、行方不明になった時点からそのまま酒場に居てくれたようである。21:31には調布駅のホームに居たのであるから。
だが、もうなんぼなんでも帰っているのではないかと小生はそのまま帰宅。あとで識ったが、これらの人はホームを間違えたりしながらさらに遅く家に帰りついたようである。
スマホに加え、スーツケースを忘れたことなど恥ずかしくてカミさんには言えないのである。それを翌朝東府中駅に確認し、火曜日に取りに行って(2019.10.8(火) 13:00に無事get)はじめて、子供園の運動会から続く演奏会の話が「終焉」を向かえたのだ。長い4日間であった。
居酒屋の2人は小動物愛好家。いつか「うさぎ」の話に没頭し泣き崩れたという。繊細な若者達に、ドジな演奏家。纏めると「実に愛らしい大人たち」である。
徒然の記その3 はとこと孫 20110.10.7(月)
■4歳7ヶ月の孫。カミさんのDNAを色濃く受け継いだこの孫がロマンスカーに乗って郊外までやってきた。こちらはカミさんの車で向かう。最寄りの駅で落ち合い親戚の家へ。次女の従妹が男の子を産んだ。孫にとっては「はとこ」に当たる赤ちゃんを家族で訪問したというのが実情である。
ちょうど生まれてから1月の赤ちゃんをその実家で対面。孫が母親に助けられて抱き上げた赤ちゃんが苦しそうに泣いている。あと10年もすればお互いにはとこ同志で交流するであろうか。この写真が記念となろう。目がくりくりとした元気な男の子である。
孫たちはその帰り我が家に泊まった。この孫は傑作すぎる。電車の中ではよその子供のようにわめいたり騒いだりしないのだという。赤ん坊の時からそれは変わらない。落ち着いている。落としたものを拾う係りで「お爺ちゃん」の付き人としては最適な人物になろう。
今は父親のiPADを貰い受け、脳トレのようなパズルで遊んでいる。
徒然の記その4 映画「蜜蜂と遠雷」 20110.10.8(火)
■史上初の直木賞&本屋大賞W受賞を果たした恩田睦の「蜜蜂と遠雷」が遂に映画化され10/4(金)から公開されている。
カミさんと、8日(火)に観に行った。超満員の劇場。
すごい映画であった。コンサートでの選曲や課題曲は、書籍の付録に出ていたが、映画でもその一部を忠実に再現している。コンペティションに参加している気分を満喫した。
風間 塵(じん、16)パリ国立高等音楽院特別聴講生、師事した人・・ユウジ・フォン=ホフマン 5歳より師事。推薦状あり。
第一次 J.S.Bach「Das Wohltemperirte Clavier(平均律クラヴィーア曲集) 第一巻第一番ハ長調」など。
第二次 Debussy「12の練習曲・第一巻第一番 5本の指のための/ツェルニー氏に倣って」、菱沼忠明「春と修羅」など。
第三次 Satie「あなたが欲しい」、Mendelssohn「無言歌集より春の歌 イ長調 Op.62-6」など。
本選 Bartók「ピアノ協奏曲第3番」
栄伝亜夜(えいでん あや 20) 幼時期の呼称:アーちゃん 天才少女だったがキャリアブランク有り20歳で再挑戦
第一次 Beethoven「ピアノ・ソナタ 第26番 告別 変ホ長調」第1楽章など。
第二次 Rachmaninov「絵画的練習曲音の絵 Op.39-5 アパッショナート変ホ短調」、Liszt「超絶技巧練習曲 第5曲 鬼火」、菱沼忠明「春と修羅」など。
第三次 Chopan「バラード 第1番ト短調 Op.23」、Schumann「ノヴェレッテン Op.21 第2番ニ長調」、Brahms「ピアノ・ソナタ 第3番へ短調 Op.5」、Debussy「喜びの島」
本選 Prokofiev「ピアノ協奏曲 第2番」・・13歳のとき弾く予定でリリハーサル後、本番直前でドタキャンした曲。
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(20) ジュリアード王子 ナサニエル・シルヴァーバークの弟子 幼時期の呼称:マーちゃん
第一次 Mozart「ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調K.333」第1楽章など。
第二次 菱沼忠明「春と修羅」、Debussy「12の練習曲 第5曲 オクターヴのための」など。
第三次 Bartók「ピアノ・ソナタ Sz.80」、シベリウス「5つのロマンティックな小品」など。
本選 Prokofiev「ピアノ協奏曲 第3番」・・本選前に、栄伝亜夜が第2ピアノを弾いて練習を助ける。これにより不安部分が吹っ切れ完璧な演奏となった。
高島明石(28) 社会人ピアニスト 音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマン
第一次 Beethoven「ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3」第1楽章、Chopan「バラード 第2番ヘ長調Op.38」など。
第二次 菱沼忠明「春と修羅」、Chopan「エチュード Op.10-5 黒鍵」、Liszt「パガニーニの大練習曲 S.141 第6曲 主題と変奏」など。
第三次 フォーレ「ヴァルス・カプリス 第1番イ長調 Op.30」、Ravel「水の戯れ」など。
本選 Chopan「ピアノ協奏曲 第1番」
「女ランラン」の異名を持つジェニファ・チャンを福島リラ(1980-)が好演。
作中の人物(年齢)、俳優、ピアニストの対応は以下の通り。この映画では藤田真央(まお)、川村尚子(ひさこ)、金子三勇士(みゆじ)、福間洸太郎という4人の気鋭のピアニストが音源を担当した。
これとは別に、ピアノを弾く時の腕だけの担当もあったようだ。
・風間塵・・鈴鹿央士(おうじ 2000-)、ピアニスト:藤田真央(1998-、2019・第64回チャイコフスキー国際コンクール(6月)2位)
・栄伝亜夜・・松岡茉優(まゆ 1995- ) ピアニスト:河村尚子(1981-、ドイツ在住)
・マサル・・森崎ウィン(1990-) ピアニスト:金子三勇士(1989-)
・高島明石(28)・・松坂桃李(1988-)、ピアニスト:福間洸太朗(1982-)
・劇中のオリジナル曲 菱沼忠明「春と修羅」は作曲家の藤倉 大 (1977-)が担当。カンデンツアの部分は4人分それぞれ作曲したという。10/4(金)の「らららクラシック」で河村尚子(ひさこ)さんが、それを披露していた。
優勝は、マサル、2位は栄伝亜夜、3位は風間塵、4位で聴衆賞などは高島明石。
とくにピアノ協奏曲では、マサルが弾いたProkofiev「ピアノ協奏曲 第3番」と、栄伝亜夜が弾いた「同 第2番」の対決となり圧巻。
俳優は皆若く、英語がうまい。クラシックファンでなくても、十分、何回観ても楽しめる映画であった。
徒然の記その5 マルチ人間 20110.10.10(木)
■最近2人の若者が世界で活躍しようとしている。一人は、世界陸上で京大卒の競歩20kmで金メダルの山西利和(京都・堀川高校 1996-)。一人は、来年のショパン国際ピアノコンクールに打って出るかもしれない東大院生(情報理工学系研究科創造情報学専攻修士2年)の角野隼斗(すみの はやと 開成高校、1995-)。2018年ピティナピアノコンペティションで特級グランプリ受賞。
ともに勉学とスポーツや音楽とを両立させている青年である。何でもやれば出来る人には違いないが、「頑張り」や「集中力」や「柔軟性」がそうさせているのであろう。脳細胞の左脳と右脳がよく連携をしていてうまく機能しているのかしれない。
スポーツに音楽など それしかできない人よりも、マルチに出来る人の方がcoolである。生活力も高そうだし。そっちがダメならコッチがあるというような耐力があるからである。
未来が予測不可能な今日においては”マルチ”にできたほうが得である。
我が息子たちや、孫たちも、どうかマルチでこの人生を楽しんで欲しいとおもうのである。F1ドライバー、トライアスロン、ボルダリング、油絵、ピアノ、にキーボード、それと勉学。
忙しいのかも知れないが、集中するとけっこう時間は節約できる。切り替えよく、マルチに進めると思うのである。
徒然の記その6 Violaの弓の張替え 20110.10.9(水)
■映画「蜜蜂と遠雷」の後、服のスーツケースをもらい受けるために調布駅を通ったついでに弓の張替えと別の映画を鑑賞。
14:00スタートの映画「ジョーカー」である。これに間に合わせられるかが勝負。13:20に調布駅に着いた。ここから徒歩で800mくらいのところにあるヴァイオリン工房「Chofu Violin(調布ヴァイオリン)」に寄って弓の弦の張替えをお願いした。
作業時間は1時間という。ちょうど映画を1本みるには都合がよい。走りに走って映画館に到着。14:03。10分くらいは宣伝をしている時間帯なので十分間に合った勘定である
■「ジョーカー」・・話題の映画である。この映画を観るためには事前に「ダークナイト」「クタクシー・ドライバー」「キングオブコメディー」「バットマン」、「街の火」、チャップリンの「モダンタイムス」を観ておくとよいみたいだ。
ピエロがアメリカ社会の負の部分を炙(あぶ)り出し、暴動が起きる。賛同する群衆の怒り、それに目を向けない富裕層や政治家。
これだけの怒りは日本人にはあるのだろうかと逆に考えてしまう。何がそもそも違ってくるのかと。消費税upでボロボロになり、キャッシュレスのポイント還元が、持っているカードや店によって2%となったり無かったりもうめちゃめちゃなのに暴動が起きない日本。政府がどんなことをしても、反乱すら起きないわが日本、9.11も3.11も台風15号も19号も他国に人為的に起こされたのかも知れないことを疑おうとしない脳天気な日本人。小型の熱帯低気圧が集まって巨大台風が仕上がった15号と19号は発生のメカニズムが同じである。しかも土日に関東来襲という共通点を持つ。だれかが気象兵器が操作したのに違いない。日本を滅ぼすために。
■張り替えた弓でさっそくViolaを弾いてみた。滑らかな音、綺麗な澄んだ音が出るようになった。演奏会前に替える人が多いという。当たり前だろう。
替える目安は300時間だという。モンゴル産の馬の尻尾である。尻尾の上のほうを使うのだという。先っぽは傷んでいるため、上の方を効率よく使える長いのが高いという。換算すると、1時間20円の消耗代となる。これは積み立てておく必要がある。頻繁に替える富裕層にならなければならないのか。
アメリカの底辺層の暴動とViolaを弾く”富裕層?”を対比して考えると、こんなことをしていいのだろうかと思ってしまった。
■張り替えついでに、スマホや服用のスーツケースに紐を付けられないのか相談してみた。皮にポンチで穴をあけ、ハトメ金具で補強したあとに紐を通したいのだ。持ち物すべてに紐とカラビナを付けて鞄にでも結わえておきたい。
Viloinで使う工具を見せてもらった。皮製品を扱う店ならやってくれるかもしれないという。まずはDIYへ行ってハトメパンチと皮抜きポンチをgetした。共に5mm径用である。
作成した作品群!
財布とスマホに穴をあけハトメを装着。
徒然の記その7 珊瑚の会と台風19号 2019.10.11(金)
■東京芸術劇場B2のリハーサルルームLに14:00までに約30名が集まった。
・Wolfgang.Amadeus.Mozart Piano Concerto in C MinorK488 No.23 モーツァルト ピアノ協奏曲第23番の初回。1楽章~3楽章を通す。ただしカデンツァの部分は省略。
・Franz Schubert Symphony Nr.6 シューベルト交響曲 第6番の1,2楽章を細かく練習。Violaは芸大の女性と2人。
アミカルという打ち上げパーティーは本日は表向きは中止。希望者のみでサイゼリアへ。超大型台風19号が迫る中遠方の人たちはそそくさと会場を後にした。風速25m/sec の範囲が直径650kmという。千葉県に甚大な被害を齎(もたら)した先般の15号と比較にならないほど巨大だ。
(編集後記)
その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。ヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、絵日記blog、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
http://turbo717.ciao.jp