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Oct 10, 2020
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テーマ:スケッチ(560)
カテゴリ:ジョグ&スケッチ
​​旧サラ文会長の訃報、田辺聖子「風をください」、朝餉
Former Chairman Sarabun's  Obligation news, Seiko Tanabe "Please give me the wind", breakfast_ story (4465)2020.10.10

The worldwide death toll from tuberculosis is 1.5 million, and this corona is expected to reach that level by the end of the year.
 For the former, therapeutic agents and treatment methods have been established. The latter is not yet .
 Behavior changes depending on how much weight is received for the difference. But if the facts are important, the vaccine is in development. The number of PCR tests is still insufficient. I'm a little angry.

日本の新型コロナ感染者の新規感染者数はこの1週間では平均1日 497人である。10月8日には619人を数えた。4月7日の緊急事態宣言の1週間平均での1日は130人で今より低かった。ピークだったのは4日後の4月11日の738人、その前日の10日の635人。現在は、その4月の緊急事態宣言ともあまり変わらないくらいに高い値が続いている。しかしすでに経済は動き始めている。あらゆる興業が厳重な感染防止対策をしながらそろりそろりと開始されている。おっかなびっくりで小学校の卒業旅行も再開された。ただ行き先は東京を避けて隣県に行くという。

さて、老人ばかりで構成する合奏団。再開の動きを模索し始めた。韓国や台湾の新規感染者はこの1週間の1日平均値が2桁かずっと一桁(76人、1~2人)と較べるとまだまだ余りにも多い。小生はまだ年内は動かない方が良いのではないかと思う。じりじりする気持ちもわからないでもないが、無用に外へ出て感染してしまったら元も子もないことを胸にしっかり刻むべきだと思う。1日中のマスクは鬱陶しくてならないのだが。面白いこと言う人もいる・・新型コロナウイルスの終息の前に、高齢者の我々が終息してしまうのではないか!と。

結核の全世界死者が150万人、このコロナも年内にそれくらいの値に達するものと予想する。ならばあまり恐れてもしかたがないのではないかと。前者は治療薬も治療方法も確立されている。後者はこれからだ。その違いをどれくらいの重みで受け取るかによって行動が変わってくる。しかし事実を重視するなら、ワクチンはマダであるということ。PCR検査数がまだまだ足りないこと。小生はすこし怒っているのだ。



​​■今週の1枚 鴨池大橋(鶴見川 2020.10.10)

ゲートボールをしていた老人たちがはけ、犬を連れた人が河川敷を進みだした。横浜市緑区の風景である。

目次
徒然の記その1 旧サラ文会長の訃報
徒然の記その2 三鷹から吉祥寺へ
徒然の記その3 Covid-19 日本・世界状況 
徒然の記その4 引越し騒動 その13
徒然の記その5 田辺聖子「風をください」
​徒然の記その6 柿の木 
徒然の記その7 朝餉のbefore & after

​​
徒然の記その1 旧サラ文会長の訃報 2020.10.7(水)
■旧サラ文(サラリーマン文化芸術振興会)を長く引っ張ってこられた会長が急逝された。享年76歳。紙飛行機やノコギリ演奏など趣味は多彩で、特に1996年には第4回全日本紙飛行機選手権大会自由ハンドの部で優勝されている。ここにご冥福をお祈りすると共に、すこし氏を偲んでみよう。実はその紙飛行や別の方の趣味である凧揚げの共通の舞台となっていたのがご自宅の近くの「武蔵野中央公園」であったわけで、昨年の夏に皆で集まり久しぶりに談笑したりしていたのだ。暑い日で公園には人影がなく、我々のみが松の木陰で弁当を食べたり童子に返ったように連凧をあげたり汗を流していた。その輪の中心におられたのが氏なのだ。そもそもサラ文の始まりは新宿高校出身者たちが、趣味を通して交流することにより人生を豊かにしたいと集まっていたのが新聞に取り上げられ、一芸の有るなしに拘わらず、サラリーマン達がどっと集まって出来た会で1992年4月に旗揚げされた。小生なんか2010年12月の入会であるため、かなり晩生(おくて)の会員であった。
入るきっかけは2010年の2月の北京ツアーであった。添乗員が喋るたびにちゃちゃを入れ爆笑させていた輩がおられた。その輩がサラ文の方で、たまたまその輩と隣り合わたときに、「貴方はスケッチとマラソンをしていた」と”サラリーマン文化芸術振興会”へ強く誘われたのだ。逡巡はしていたが、たまたま大学勤務に暇が出来ることが分かり12月にこの会に入会したというわけで、忘年会でViolaを弾いたのが最初のデビューであった。それがいつのまにか、HPの管理を任され機関紙である「サラ文通信」の編集委員を命じられたりしてきたのであるが決まって氏からの電話であった。「turbo717さん、やってくれませんか?」「は、はいやります。」とこんな調子だ。
そのサラ文も2017.3.31に借用していた新宿のビルの家賃が払えなくなり解散することになってしまったのだ。皆定年になってしまってもはや「サラリーマン」ではなくなったという表の理由と会員数が伸び悩んだという裏の理由である。同期してサラ文のHPも閉じることになった。しかし思い出としては残しておきたいと思い、HPに残っていた全文(総計2,300MBの分量)を当方の個人HPに移植したという次第である。これにより過去を忍ぶことができるのでよかったのではないかと。
URLはhttp://turbo717.ciao.jp/000_20170331_sarabun_HP/index.html。​

特に機関紙の2ページ目に連載されていた「展望台」という記事はHPにも転載を続けたもので2003年から15年分が残っている。展望台の年頭の挨拶が氏の担当で、それらの文章をひも解くことができるので懐かしい。

会の入会資格は「フレミングの左手の法則」をもじった「サラリーマン左手の法則」に賛同することだけである。人差し指の磁場を「仕事」、中指の電流を「趣味」に置き換え、そこから生ずる親指方向のを「生き甲斐」と捉え、サラリーマンが仕事やその成果ばかりを追い続けるのではなく、一方で趣味を楽しみ、広げ、深めていくならば、より強力な生き甲斐が発生して、人生がもっと豊かになるという新しい理論。
会員数は最盛期には300名を超え、最後でも100名前後が活躍していた。当初からの「活動記録20年」というのが手元にあるので、それもサラ文関係資料として当方のHPに追記した。
現在はプロとして活躍している元会員も多く、芸達者、飲食い達者の集団で、じつに面白い団体であった。いまでも続いている勉強会は「古文書」などである。


​​徒然の記その2 三鷹から吉祥寺へ 2020.10.7(水)
■上記の訃報がなければ武蔵野中央公園に行く予定だった5名は、行く先を失い路頭に迷った次第。そこで三鷹駅から南へ舵を切り、玉川上水を下って井の頭恩賜公園まで歩を進め、吉祥寺駅前の「戎ビール」で、氏を忍ぶことにしたのである。​

全員マスク姿。社会的距離を保ちながら井の頭公園(43ha)へとゆっくり進んだ。池を渡って吉祥寺駅へ向かう階段を上ろうとしていた時だ。池畔に立つ木の木肌が複雑な模様をしているものがあった。標札がないので名前を調べようとスマホで検索を開始した。池の傍にあって、モミジの脇に紅葉を始めた木である。その樹木は粗々しい木肌を持つ大木である。スマホを見ている時にご婦人が通りかかった。われわれの動作が気になったのであろう。何をしているのですかと。無能集団がスマホを操っているだけであるが、奇異に感じる人もおられる。さっそくそのアプリをメモしておられた。

写真を撮ったりフォルダ内の過去の写真などから樹木名や草花の名前を教えてくれるアプリは色々ある。

Googleレンズ・・紅葉し始めた木を、「アキニレ」「アメリカエノキ」「セイヨウトチノキ」「モミジバスズカケノキ」ではないかと、教えてくれる。
木肌だけの写真からおよその検討をつけて即回答された。このレンズアプリは物の形であれば何でもそれらしいと思われる名前と写真で、候補をあげてくれる。大したAIである。
GreenSnap・・・これは草花に特化したアプリであるが、Googleレンズ同様AIを駆使して回答を寄せてくる。それらはまたGreenSnapを見ている人たちにも送られ、皆からの回答も寄せられるのでそれらを参考にしていくことができる。識者を募るという形で回答の精度を絞っていくのだ。

談笑のなかでスマホアプリで面白いものが多々あるという話になり興味津々。
翻訳ソフトでは、
SayHi・・・アラビア語では15の地域に対応したりして全世界の言語を網羅している会話翻訳機である。喋ると即翻訳されるのだと。2人の会話ならスマホを話者にかざせばok。しかしネットワーク接続が必要で、機内モードでは使えない。



​​​徒然の記その3 Covid-19 日本・世界状況 2020.10.10(土)
■世界の感染者は10/8に3,600万人を超え、1日平均32万人の割で増え続けている。死者は10/9に106万人を超え、1日平均5,600人の割合で一直線に増え続けている。南米・北米・ヨーロッパが群を抜いて多い。スペイン・マドリードでは非常事態宣言が発令されるなど、どの国もここに来て再び増え始めている。なんとしぶといウイルスだろうか。​

​​
■世界分析グラフ・・(ジョン・ホプキンズ大学データ 2020.10.9(金) 午後9:33のデータに基ずく)​​

感染者数は 米国 1位、インド 2位、ブラジル3位、ロシア4位、コロンビア5位、アルゼンチン6位、スペイン7位。
新規感染者  1位 インド(70,496人)、2位 米国(56,235人)、 3位 ブラジル(27,750人)、4位 仏(18,101人)、5位 英国(17,559人) インドが減り始めた。

米国の感染者累計 761万、インド691万、ブラジル503万。​​

世界 人口(百万人)、累計数(K) 、+前日K 、 死者(D)、+前日D、 100万D、 K-2W:1W比率、 D-2W:1W比率
全世界 7713、36,574,082、+351,452、1,062,658、+5,890、12,621、1.07、0.97
米国 329.065、7,607,950、+56,235、212,789、+945、647、1.1、1
インド 1366.4、6,906,151、+70,496、106,490、+964、8,320、0.89、0.9
ブラジル 211.05、5,028,444、+27,750、148,957、+729、706、0.96、0.88
ロシア 145.8、1,265,572、+11,969、22,137、+198、152、1.32、1.15
コロンビア 50.34、886,179、+8,495、27,180、+0、540、1.14、0.68
アルゼンチン 44.78、856,369、+15,454、22,710、+484、507、1.05、0.44
スペイン 46.7、848,324、+12,423、32,688、+126、700、0.94、0.84

    
44位 スウェーデン 10.1、98,451、+919、5,894、+2、584、1.24、0


集団感染を目指して普通の生活を続けているスウェーデンの1日の感染者数は919人、死者2人。感染者累積の順位では44位で、45位グアテマラ、46位中国、47位日本と続く。

​​
グラフ1 世界の感染者数

直近の2w,1wの比率で1以上の国・地域(1週間の新規感染者数が前週のそれより増えている国・地域)は110/205と50%。前週より27ヵ国増えている。スリランカ26、リヒテンシュタイン4.3、セーシェル4.1、アフガニスタン3.7などが多い国。南米では12ヵ国のうち6ヵ国が入り、中米では23ヵ国のうち7ヵ国が入っり共に増えている。パンデミックは続いているとみる。

​​
人口100万人単位の感染者数累計(人口1000万人以上の50ヵ国)




インドはピークを過ぎたようだ。米国はここに来てまた上がりだした。スペインはTop4ヵ国より少ないが、マドリードでは非常事態宣言。



​感染者累計の対数グラフ。​アジアではインドネシアが急伸。​中国9万、日本8.9万と数字の上では接近。​

​​​
グラフ2 域別感染者数推移と死者数の推移(地域別人口100万人グラフ)​​​
​ヨーロッパが急伸しはじめた。南米(空色)、北米(濃い赤)​​​、アジア、アフリカはグラフ上は底辺にある。​


​​​
​​グラフ3:日本:クルーズ船を含む感染者累計と毎日の増加分​​​​

迷走と言おうか? 不思議な振動!

​​​​​​​​​​​​​グラフ4:日本:都道府県データ(累積)

東京、神奈川の新規感染者が紆余曲折の様子。増えていくのか、減っていくのか様子がいまいちつかめないのだ。GoTOキャンペーンも全てのオプションが揃った。恐らく毎日平均500名という新感染者数で当面推移していくのではないか。全世界に向けた渡航の制限の解除などでビジネスマンたちの往来が激しくなる。北海道、埼玉、千葉、京都は2桁keeep、茨木、石川、岐阜は1桁keepと善戦している府県も多い。がんばれ日本。もう一息・・老人が動かなければ。

 

​​
徒然の記その4 引越し騒動 その14 2020.10.10(土)
■10月22日(木)の引っ越しまで2wを切ったのにまだピアニカが子供達の分3台も転がっている。過酷な断捨離。その14。​​​​​

■食堂のイスや居間の藤イスが一つずつ消えていく。車で粗大ごみに出しているからである。最終的には3つほどを残しすべて処分。次第に家の中外が、空いてくる。

■庭の脚立、玄関のドアストッパーとして長年使っていた一輪車など廃棄。高枝用剪定鋏は近所の人へ。


■アップライトピアノなどはついに引き取り手が出てこないため一旦マンションに運び込むことにした。床暖なので、2cm厚くらいの吸音板を敷く。

■引っ越し前日あたりからのシナリオがややこしい。食事は外食に切り替える。各自は最重要物件を管理。小生はリュックに纏める。食器類、什器、調味料、冷蔵庫などもろもろを梱包か、前夜移送。コンピューターをばらし本体は前夜移送。残りは梱包。カーテン類は前夜全て外し、資源ごみ袋に纏める。照明器具は天井から外し一部一般ごみ、一部梱包。時計類は全て外し、一般ごみ、一部梱包。Violaは持ち運び(済み)。植木鉢は前夜移送。

当日・・4時起床。寝具類は一部粗大ごみ(布団)、一部資源ごみ(布団カバーなど)、一部一般ごみ(枕、綿入りのタオルケットなど)、残り梱包。タオル類、衣類は梱包。
8時 業者到着。作業開始。大型廃棄家具などを駐車場スペースに降ろす(引っ越し業者)、COVID-19データは22日(木)pm9:30のデーターが取れない。2日分のデータで補完予定。マンションsetting・・洗濯機排水処理(業者)、机組み立てなど。生活をし始める。JCOM 午後STB回収。配線撤収。自転車でマンションへ移動。


翌日 10/23(金)・・JCOM回線設置(業者)。マンション整理。

翌々日 10/24(土)・・空調機取り外し(業者)、旧居大掃除

10/26(月)・・旧居・・道路際にある段差解消スロープ(ロードスペーサー)2連撤去。大型廃棄家具引き取り。最終チェック。

まぁそんなところか。10/27(火)から旧居の解体作業が始まる。当方の関与はない。ときどきマラソンで見に来よう。


■新居・・あぁ、草木の匂い、雨の降る音、虫のいない無味乾燥の生活が始まるのであろうか。いっそのこと諸国巡礼に旅立とう!



​​​​
徒然の記その5 田辺聖子「風をください」  2020.10.7(水)
■田辺聖子(1928-2019)の「風をください」(1982 集英社 1986:文庫)が家に転がっていたので読んでみた。
「愛してよろしいですか?」(1979)の続編の恋愛小説である。文庫本の解説を当時24歳の俵万智(1962-)が担当しているがこれが面白い。源氏物語に喩え、田辺聖子を紫式部、主人公 斉坂(さいさか)すみれは葵の上か六条御息所(ろくじょうみやすどころ)、12歳年下の恋人ワタルは光源氏ではないかと。古典翻訳の「新源氏物語」が1978-79年刊行であるため、時を同じくして出した小説に色濃く影響を与えているのかもしれない。大阪弁が傑作なのである。ルビが大阪弁になっているのだ。
例えば・・沢庵(おこうこ)、ご馳走(ごっつおう)さん、意地悪(いけず)、怪っ態な(けったいな)、歌(うと)うたり、冷(ち)めたい、逢(お)うた・・

この本で、あまり使わない表現がでてきた
■中っ腹(ちゅっぱら)・・怒りを発散できないで、 むかむかしていること。また、そのさま。用例・・いま中っ腹です。
■気ぶり・・事の一端に触れるのを避けて=おくびにも出さない・・それらしい様子もみせない・・気ぶりもださず
■頓(とみ)に・・にわかに、急に
■放胆に・・きわめて大胆なこと。思い切ってするさま。​


38年前の昭和後期の小説ではあるが、営業一課の泣く子も黙るやり手OLの主人公の斉坂すみれは34歳。差別用語ともなっているオールドミスであり、早く辞めないかと陰口は叩かれているが動じない。「いつの時代も、阿呆ではハイミス商売やってられません。」と言いながら家では漬物をつけて、12歳年下のワタルを待つ。此れを取るか、友人が薦める子連れ中年紳士を取るか、最後の最後までの迷い。長崎で決着をみるのだ。急に長崎に飛んでいきたくなった。StayHomeで最近画材が尽きたのである。

■いまさら言うまでもないが、田辺聖子の受賞歴がすごい・1964年 『感傷旅行』で第50回芥川賞、1995年 紫綬褒章、2000年 文化功労者、2008年 文化勲章

でも、田辺聖子が死に際に放った「女は灰になるまで現役よ」は、小生に大いに勇気を与えた言葉でもあり一気に田辺が身近な存在になったことを思い出した。その顛末は、2019.8.24の絵日記blog 徒然の記その3「アーユルヴェーダー」に詳しい。(https://plaza.rakuten.co.jp/turbo717/diary/201908240000/)



​​​​​
​​​徒然の記その6 柿の木  2020.10.8(木)
■拙宅の柿の木が豊作である。甘く熟し始め70個以上が成った。高枝用の剪定バサミで注意深く実が付いた枝をcutしていく。遥かに高い枝は2階窓から収穫。

触れると落ちるが、まだ枝に葉っぱが残っているので、実(み)を見上げるときはなかなか見ずらく、どちらの枝に付いたものであるかを判断しなければ実がハサミで捉まえられずポトリと地面に落ちてしまう。実が1個か2個付いた枝をしっかりと剪定バサミが捉まえ、柄を引いて部屋の中か、地面にそっと引き入れる。収穫の瞬間である。今年はこれを70回ほど繰り返す。長年ありがとう。最後の収穫作業であった。この柿は井の頭公園でのおやつ、息子家族へのプレゼントなどで消費した以外は、すべて朝餉の食材となった。熟し過ぎて実が赤黒く透き通ったような色でジャムのように甘く香ばしい。
ジャムのように熟しきった柿




徒然の記その7 朝餉のbefore & after 2020.10.8(木)​
■旧家(現在の別荘)では最後の最後、朝餉の準備に変化が起きている。食堂にあるソファにカミさんが寝ているためである。音を出さないようにすべて細心の注意を払って皿類を並べていく。庭の柿に、生協の柿、りんごと剥かなければならない果物が山ほどあるのだ。下記はヒソヒソ話。しーっ。

7:30 そっと台所に忍び込む。食堂は真っ暗である。昨晩使用したコップ類を下げる。ポットに残ったお湯でそれらを洗う。
あとは通常通りの朝餉の準備。パン焼き器は新調したので、ドライイーストをセット20分後にこねたパン生地の上に手動で落とす必要がなくなった。
7:56 トースターのタイマーを4分にset。1分55秒後にはヒーターが真っ赤に映える瞬間が訪れる。パン2枚をset。おっと最近の要望によりパンの耳は薄く削ぎ、小生用として貰っておく。暖めた牛乳cupに入れて柔らかくしておく。小生専用のパン1枚は2cmくらいすでに切り落とし、それもcupに漬けてある。トースタでパンが焼ける瞬間がくる。最後の10secでパン生地にきつね色の焦げ目が付き出すのである。このチンでカミさんが起きる。庫内からすぐ出す。こうすることにより水分を保ったまま柔らかく焼き上がり、香ばしさが増すのである。(トースタを暖めてからパンを庫内に入れるのがコツ。)
雨戸をあけ、カーテンを開けると食卓に陽が射してくる。コーヒーろ過機には小匙大盛り4杯の粒が入っている。小生のには小匙半ばいのcoffee。濃さはカミさんの1/10 薄いのである。​​​​​

ピアノの脇で着かえたのか今日は大きな幼稚園児となって現れた。スモークを羽織っているからである。「お早うございます」「戴きます。」と食べ始める。山のように積み上げたキャベツをパリパリと食し始めた。こちらはキャベツの茎や葉っぱの端などのこりの粗末な食材を集めて包丁で薄く切りレンジでチンをしたものに、マヨネーズをかけて食べるのでいたって早い。パンを1/4に手でちぎり、ジャムなどを付けて食べ始める。このときにはすでに山のように積んでいた敵の果物皿にはキャベツはほとんど残っていない。パンを食べ、目玉焼きを食べ、ハム・ソーセージ類を食べる。猛烈な早さである。スタート時点で量に差を付けていたのにも関わらず、追いつき、追い越される。新聞に目を移しているその僅かな瞬間にパン皿はゼロとなっている。こちらは追いつくべく残ったすべてを口に含み一気にミルク+少量Coffeeで飲み込むようにして追いつく。双方同時にヨーグルトの蓋を開ける。シンクロナイズした動作が面白い。このあとは負けることはない。噛む必要がないものは小生の方が早いのだ。やっと終わった。「ごちそうさま」と言う。しまった。Coffeeカップにはまだ残りがある。敵のはいかに残っていても食卓が作業デスクなので、それは置いたままでもよいのだ。こちらは食器を全部下げるため飲み干さなければならないのだ。

カミさんがstartボタンを押すようになっている洗濯機。以前は洗濯終了の7分前(水道水を使い終わるタイミング)で、栓を閉めに行かなくてはならなかった。しかしこれも新調したためその必要がなくラクチン。食事終了時点の8:30頃から食器を洗い、洗濯ものを干し、床の掃除にかかる。8:42からラジオ体操がはじまり、カミさんは手をあげたり飛び上がる真似をしたり園児のような動きが始まる。こちらはOJTよろしく、全室の雑巾がけ。力をいれてラジオ体操と同期にするように。結構な運動量である。暑いときはこれで汗びっしょり。最近は寒いので汗を掻くことは無くなった。部屋がだんだん広くなるので床面積もその分広くなって行く。最後の奉仕として心を込めよう。


(編集後記)・・毎週土曜日午後に発行している絵日記blogです。

その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。トップページからヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
​​​http://turbo717.ciao.jp​​​

 
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香嵐渓_香積寺(こうじゃくじ)


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明治神宮外苑の銀杏並木


神宮外苑の銀杏並木(その2)


外苑の銀杏並木(その3)


イチョウの葉


御嶽山、恵那山


御嶽山夕暮れ_


御嶽山遠望(冬)


馬籠から恵那山(早春)


松田からの恵那山(早春)


茶畑からの恵那山(5月)


国道361号線からの御嶽山(6月)


早秋の恵那山(9月初旬)


冬の御嶽山



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中秋の名月


月光_鎮魂_阪神大震災


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ムアンボーラン_1(水上市場)


ムアンボーラン_2(悟りの寺院)


ムアンボーラン_3(ドゥシット宮殿)


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