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2023年09月19日
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テーマ:ブログ20年!(50)
カテゴリ:情報的生活行為



みみずのたわごと 徳川慶喜家に嫁いだ松平容保の孫の半生 [ 徳川和子 ]
以下引用、本書中p74→
市電
・・(中略)・・この電車は札の辻行きの外濠線という。乗客は、慶応の幼稚舎と学習院初等科の子供たちが多かった。
 乗り換え切符は、細長い紙にびっちりと駅の名前が印刷してあって、その駅名のところへ鋏を入れる仕組みになっていた。私が小さかった頃、子供好きの車掌さんが私の前でパチパチと一心に鋏を入れていた。向こう側に座っているお客さんが、「おい、乗り換え」と呼んでも、無視してまだパチパチ続けていた。「何をしているのかなあ」と驚いて見てみたら、その細長い切符を私に「ハイ」とくれた。よく見ると人の形に鋏が入っていた。
 ある朝、市電に乗った時のこと。満員でぎゅうぎゅう詰めになったため、大人のお腹ぐらいの高さしかない小さい私は、もみにもまれておかっぱ頭もくしゃくしゃになってしまった。私のランドセルの上に、荷物を乗せていた図々しい大人もいた。乗り換えのため赤坂見附で降りるとき、大姉様を先頭に人をかき分けてやっとのことで運転台まで出て来たら、運転手に「何をぐずぐずしている!」と大声で怒鳴られてしまった。そうしたら、「すみません」という一般語を知らないどじな大姉様は、「ごめん遊ばせ」と応えてしまった。運転手は、侮辱されたと思ったのか、顔を真っ赤にしてなお一層わめき立てた。そんな声を後にして、ほうほうのていで逃げ出したこともあったっけ。← 引用ここまでp75
​​
わが忘れえぬ人びと 縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く (単行本) [ 山折哲雄 ]

読了。
本書中、章立てが人名で、最後から2番目に河合隼雄先生の章がある。
この章で、著者が論じているのは、「コトバ」についてである。
かなり、深い。

話は変わって、、。
「性加害」、なるほどそうなのだが、。。

古賀茂明さんが、アエラ誌上で、吠えておられる。
朝から通読し、共感した。





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最終更新日  2023年09月19日 13時33分18秒
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