カテゴリ:情報的生活行為
老いの失敗学 80歳からの人生をそれなりに楽しむ (朝日新書942) [ 畑村洋太郎 ] 読了。 本書中、気になった事その一、 日常の生活行為で、ミスがあると、(思い違い、度忘れ、失くしモノなど) 先生の、失敗学の出番となるが、同時に先生は、高齢でもあるので 周りが、認知症じゃないか、と、短絡的に繋げてしまう、、のではないか と、ミスした側が(先生が)短絡的に思ってしまう。(ややこしい) デッデンド(dead end)。これでは先に進めない。 この意味の物言いが、そうさなあ、、1冊の本に10か所以上出てくる。 これは気になりました。 リスクヘッジのことでは、、 自分のように高齢ではないが、50代の人が、手に取ったものをよく取り落としてしまう。それで、手を添えるようにして、落とさないようにすることを心掛けて、、とあるが、、 50代で、頻繁に取り落とす、、って、何かの病気を疑った方がいいんじゃないか?と思ったのと、自分じゃないけれど、、と例を挙げるのに、すべてが高齢者になると、一般論化しにくいから、敢えて50代、としたのかしら?と勘ぐったりした。この50代の例は気になりました。 ま、サクサク読めるし、激しく同意!が満載なので、最近、のことをわが身に振り返り、なんとなくご不安なご同輩には、お勧めしたい本です。 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話 (朝日新書941) [ 吉川祐介 ] 土地は経済財か。 水は、経済財か。 ヒトにとり、住む、事とはなんぞや。 などと、パチパチ思いながら読み進む。 書くことの不純 (単行本) [ 角幡唯介 ] 前書きに、、「冒険は飯のタネか?」と、早速の根本的命題。 著者、やりたいだけなのにね。というのを、どうやったら世間様に 表現できるか。お悩みである。 昨日の一番笑った会話は、 パンダって、、あなたほどの大きさなの?と、 ばあちゃん3人で話していたとき、1人が、見たことある。 2人がまだ見たことがない。の場面で、 見たことある。と言ったかさんに、あたしが聞いた。 そら、(そりゃあ)あたしより大きいに決まってるやんか。 へー、えらい肥えてるねんね。 こんな、ノリで、大爆笑した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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図書名:「老いの失敗学」―80歳からの人生をそれなりに楽しむ―
著者名:畑村洋一郎 出版年月:2024年1月 出版社:朝日新書942 著者略歴:1941年東京生まれ、東大卒、同大学院修了、東大名誉教授、 一寸期待外れの一冊、「失敗学の権威」の著者は「老い」に対しても類似してるとみているけど、我田引水気味、一寸ユニークな視点ではありますが、内容的にはに新鮮味が薄い。「老いにも扱い方次第で人々をよい方向に導く面がある」(p5はじめに)のですから、それを具体的に書いて欲しかった。 著者は、認知症と物忘れを混同してるみたい、ゲルニカの前で起こった体験も説明が不十分、老害(悪い老い)についても、「まわりとの付き合い方に気をつける」なんて、誰でも云うことで全く陳腐。本書は失敗のひとつ、失敗学のエライ先生様ですから、次のご本に期待しています。 (2024年05月16日 10時52分23秒)
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