摩耶の旅 第7回「赤い国」 第12章
1945年1月1日 ソ連共産党書記長 ヨシフ・V・スターリン「Happy new year,同志ジューコフ。赤軍参謀総長就任おめでとう」 赤軍参謀総長 ゲオルギー・ジューコフ「ありがとうございます、同志書記長。しかし、新年早々私がここに呼ばれた理由は?」「うむ。現在フィンランドに駐留している部隊を使い、スカンジナビアを手中に収めて欲しい」「スカンジナビアを…スウェーデンもですか?」「もちろんだ」「しかし、スウェーデンは武装中立国で・・・」「いいかね、同志。スカンジナビアは我国が北海、北大西洋に進出するための重要拠点になる要素を持っている。また、現在開発が進められている戦略ロケットの発射基地としても最適だ。故に、我国はスカンジナビアを占領する」「・・・分かりました。偉大なる同志、スターリン閣下の仰せのままに」実際には、よそのプレイ日記で見た「スカンジナビア」という国を建国したいから、という本当の理由を、スターリンは結局誰にも言わなかった。こうして、ソビエトはスカンジナビアを占領した。しかし、スターリンが「スカンジナビア」国がドゥームズデイにならないと建国出来ないと知るのは、後になっての事である。続く